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あかいひかり みどりのひかり
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 童話館/ |
発売年月日 | 1994/06/15 |
JAN | 9784924938144 |
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あかいひかり みどりのひかり
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
これもマーガレットワイズブラウンの作品で谷川俊太郎さんの訳によるもの。 あかいひかりとみどりのひかりとは、第一義的には信号のライト。まぁ、日本では緑と青の区別が曖昧だったりするけどね。 人々の1日が、この赤と緑という色をモチーフに語られる感じ。絵がうっとりするくらい落ち着く感じ。...
これもマーガレットワイズブラウンの作品で谷川俊太郎さんの訳によるもの。 あかいひかりとみどりのひかりとは、第一義的には信号のライト。まぁ、日本では緑と青の区別が曖昧だったりするけどね。 人々の1日が、この赤と緑という色をモチーフに語られる感じ。絵がうっとりするくらい落ち着く感じ。 GOとSTOPと英単語のまま絵に描かれてるとこもあるから、これで現地の子は信号について学べるのかもしれない。 そして気がついたのが、ネズミが出てくるシーン。ウサギの目は赤いけれど、進んで大丈夫。ネコの目は緑だけれど、進んじゃいけない。コレは単に例外もあるよということなのか、「自分の頭で考えろ」という示唆なのか。 絵本の配本で最初の頃に来た(一番最初だった⁇)モノ。当時、対象の子どもは2歳くらいだったけど、とりたてて目立つ反応はなかった気がする。ただこれも含めて、読み聞かせできた絵本の色やリズムが何某かの影響を与えてたかも…。結果は全然目に見えないんだけどね。
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この世の中には、守らねばならない一定のルールがあります。このルールを無視したり、破ったりすると、思わぬ落とし穴がまちうけています。 よい子の皆さん、決められたルールをしっかり守って、明る元気な毎日を過ごしましょう!・・・〝赤い光は止まれ、緑の光で進め!トラック、車、馬、子ども、犬...
この世の中には、守らねばならない一定のルールがあります。このルールを無視したり、破ったりすると、思わぬ落とし穴がまちうけています。 よい子の皆さん、決められたルールをしっかり守って、明る元気な毎日を過ごしましょう!・・・〝赤い光は止まれ、緑の光で進め!トラック、車、馬、子ども、犬、ネコたちは、朝になると、それぞれの道を通って出かけて行きます。ネズミも、草の中の自分だけの道を通ります。赤い光は止まれ! 緑の光で進め!〟(Red Light, Green Light)
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本書は、5552さんのレビューで気になり、ようやく読むことが出来ました(約一年ぶり)。ありがとうございます。 「マーガレット・ワイズ・ブラウン」と、「レナード・ワイスガード」(本書はレオナード表記)の、コルデコット賞コンビが、おそらく1947年頃に発表したこの絵本は、長いこと絶...
本書は、5552さんのレビューで気になり、ようやく読むことが出来ました(約一年ぶり)。ありがとうございます。 「マーガレット・ワイズ・ブラウン」と、「レナード・ワイスガード」(本書はレオナード表記)の、コルデコット賞コンビが、おそらく1947年頃に発表したこの絵本は、長いこと絶版状態だったらしく、童話館により、初版から47年ぶりに復刻したとの事ですが、読んでみると、それも納得の、思わぬところに世界の法則があったのだと、実感させられた作品です。 いや、実感させられたというよりは、幼い頃に既に知っていたのであろう。たとえ、私自身の幼い頃の記憶というのが、ほぼ皆無に近い事を自覚していたとしても、知っていたのだと思う。 何故ならば、本書を読んでいく過程において、わたしの頭の中に、突如パッと感覚的な喜びが、フラッシュバックしたからであり、それはおそらく、私の心の引き出しの奥に、ずっと仕舞われていたままだった、あるひとつの思い出であろうと。 そう、いつからその法則を知ったのかは思い出せないが、気が付けば、何故か信号機の色に無自覚に従っている私がいた。 赤ならば素直に止まって待ち、いつ緑に変わるかなと待ってる間も楽しく、そして、緑に変わった瞬間、夢中で駆けだして行った・・・そんな、幼い頃の私の無垢な姿を思い出させてくれた。 あかい ひかりで とまれ みどりの ひかりで すすめ 一見、なんてことのないような内容に見えて、実は誰もが従っている、この絶対的法則の凄さというのを、大人になった私は、結構軽いものとして、認識していたのかもしれない。が、それは車社会において、守らないと取り返しのつかない事になるから決まってるでしょ、というのとは、また違う。 理由ではなく、結果として普遍的に続いていることが凄いのである。 それは、私達が朝目覚めた時も、昼間移動している時も、夜寝ている時も続いているし、私達が見ていない時も、終いには存在すら知らなくても、当然続いており、決して終わることのない、その永久機関は、毎日毎日ひっそりと、目立つことなく、ごく自然に佇みながらも、実は絶対的法則を絶えず発信しているという(内心、わたしって凄いんだぞとか、ほくそ笑んでたりして)、いい年した大人の私が改めて、世界の知られざる法則を知った時の、素直で純粋な驚きと喜びの気持ちには、幼い頃に初めてそれを知った時の、無自覚ながらも、心ときめいたであろう、大切な瞬間があったのだろうなということを思い出させてくれたようで、これは、大人の私を、子供の頃の私に出会わせてくれたということでもあって、凄い絵本だなと思いました。
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