あかいひかり みどりのひかり の商品レビュー
この世の中には、守らねばならない一定のルールがあります。このルールを無視したり、破ったりすると、思わぬ落とし穴がまちうけています。 よい子の皆さん、決められたルールをしっかり守って、明る元気な毎日を過ごしましょう!・・・〝赤い光は止まれ、緑の光で進め!トラック、車、馬、子ども、犬...
この世の中には、守らねばならない一定のルールがあります。このルールを無視したり、破ったりすると、思わぬ落とし穴がまちうけています。 よい子の皆さん、決められたルールをしっかり守って、明る元気な毎日を過ごしましょう!・・・〝赤い光は止まれ、緑の光で進め!トラック、車、馬、子ども、犬、ネコたちは、朝になると、それぞれの道を通って出かけて行きます。ネズミも、草の中の自分だけの道を通ります。赤い光は止まれ! 緑の光で進め!〟(Red Light, Green Light)
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本書は、5552さんのレビューで気になり、ようやく読むことが出来ました(約一年ぶり)。ありがとうございます。 「マーガレット・ワイズ・ブラウン」と、「レナード・ワイスガード」(本書はレオナード表記)の、コルデコット賞コンビが、おそらく1947年頃に発表したこの絵本は、長いこと絶...
本書は、5552さんのレビューで気になり、ようやく読むことが出来ました(約一年ぶり)。ありがとうございます。 「マーガレット・ワイズ・ブラウン」と、「レナード・ワイスガード」(本書はレオナード表記)の、コルデコット賞コンビが、おそらく1947年頃に発表したこの絵本は、長いこと絶版状態だったらしく、童話館により、初版から47年ぶりに復刻したとの事ですが、読んでみると、それも納得の、思わぬところに世界の法則があったのだと、実感させられた作品です。 いや、実感させられたというよりは、幼い頃に既に知っていたのであろう。たとえ、私自身の幼い頃の記憶というのが、ほぼ皆無に近い事を自覚していたとしても、知っていたのだと思う。 何故ならば、本書を読んでいく過程において、わたしの頭の中に、突如パッと感覚的な喜びが、フラッシュバックしたからであり、それはおそらく、私の心の引き出しの奥に、ずっと仕舞われていたままだった、あるひとつの思い出であろうと。 そう、いつからその法則を知ったのかは思い出せないが、気が付けば、何故か信号機の色に無自覚に従っている私がいた。 赤ならば素直に止まって待ち、いつ緑に変わるかなと待ってる間も楽しく、そして、緑に変わった瞬間、夢中で駆けだして行った・・・そんな、幼い頃の私の無垢な姿を思い出させてくれた。 あかい ひかりで とまれ みどりの ひかりで すすめ 一見、なんてことのないような内容に見えて、実は誰もが従っている、この絶対的法則の凄さというのを、大人になった私は、結構軽いものとして、認識していたのかもしれない。が、それは車社会において、守らないと取り返しのつかない事になるから決まってるでしょ、というのとは、また違う。 理由ではなく、結果として普遍的に続いていることが凄いのである。 それは、私達が朝目覚めた時も、昼間移動している時も、夜寝ている時も続いているし、私達が見ていない時も、終いには存在すら知らなくても、当然続いており、決して終わることのない、その永久機関は、毎日毎日ひっそりと、目立つことなく、ごく自然に佇みながらも、実は絶対的法則を絶えず発信しているという(内心、わたしって凄いんだぞとか、ほくそ笑んでたりして)、いい年した大人の私が改めて、世界の知られざる法則を知った時の、素直で純粋な驚きと喜びの気持ちには、幼い頃に初めてそれを知った時の、無自覚ながらも、心ときめいたであろう、大切な瞬間があったのだろうなということを思い出させてくれたようで、これは、大人の私を、子供の頃の私に出会わせてくれたということでもあって、凄い絵本だなと思いました。
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谷川俊太郎さんが訳した詩のような絵本。 「あかいひかり」と、「みどりのひかり」と聞いて、皆さんは何を想像しますか? ………うん、たぶん、その想像で合ってます。 「あかいひかり」は「とまれ」 「みどりのひかり」は「すすめ」 大人にとっては単なるルールだけれど、子供にとっては不...
谷川俊太郎さんが訳した詩のような絵本。 「あかいひかり」と、「みどりのひかり」と聞いて、皆さんは何を想像しますか? ………うん、たぶん、その想像で合ってます。 「あかいひかり」は「とまれ」 「みどりのひかり」は「すすめ」 大人にとっては単なるルールだけれど、子供にとっては不思議なのでしょうか。 れっきとした大人が、ひかりの色に従って動いています。 その不思議な光景を、子供の目から見るとこう見えるのかもしれません。 ベースのセピア色にあかとみどりを効果的に効かせた美しい絵。 しんと静かな、おだやかな気分に誘う、シンプルな文。 読み終わると、この町も、あの人も、愛しくなってきます。 「あか」は「とまれ」 「みどり」は「すすめ」 規則正しく点滅するひかり。 それにしたがって、進んだり、止まったりする人々。 その光景は、自分たちが思っている以上に「平和」だということの象徴なのかもしれません。
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1歳11か月 息子が図書館の本棚から自ら選んできた本。 妙に静かな印象だけど、 子にはおもしろいらしい。
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絵は、全体にブラウンの落ち着いた感じ。 その中に、赤と緑だけが鮮やかに浮かび上がっています。 詩を読むように読んでみてください。
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朝、動物や車や人がそれぞれの家から出て夜それぞれの家に帰るまでを描いた静かな絵本です。題のあかいひかり みどりのひかりは信号の事です。1日の終わりに寝る前に読むと静かな気分で眠りにつけると思います。絵がとても美しいです。
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絵がくらい感じでちょっと不思議な雰囲気の本です。こどもがあまり好まないかもなぁ…と思っていたけど、動物や乗り物を指さしたりして案外すんなり受け入れられました。
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絵がほんとに外国そのもの。 谷川俊太郎の詩がまた落ち着きあって・・・ 子供は喜んでくれてるかな?
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絵がとても綺麗な絵本です。 下の娘が1歳のときにぶっくくらぶから送られてきた本だと思います。上の娘も下の娘も、自分から「よんで!」と持ってくることはなかったのですが、まんちゃんはお気に入り♪「チューチュー」とねずみを探して楽しんでいるようです。
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