マンアフターマン 未来の人類学

ドゥーガルディクソン【著】, 城田安幸【訳】

• 販売会社／発売会社: 太田出版
• 発売年月日: 1993/12/25
• JAN: 9784872331196

商品レビュー

2022/05/23

水中人間や宇宙人間など、段々と環境適応して退化しているように感じた。本当にこんな感じで人間が変化していくとしたら、不気味過ぎる。

2019/10/07

人間で、適応放散をやると言ふおバカ。かっこいい。
　生物学的な枠から負け出た人類に関して悲観的な作者は、人間によるヒトの家畜化と、暗黒の未来を描いた後、正しいおさる(魚化したのがゐるけど)としての人間がいかに進化するかを描く。
　さらに、「アミノ酸組成が一緒の宇宙人」といふ、世にもおぞましい者が、人間のなれの果てをごはんにする。
　うわぁ。

2019/02/05

遺伝子工学の発達は、生き残りを模索する人類の未来に新たな選択肢を加えた。最新理論を駆使し、ユニークな文章とカラーイラストで驚くべき進化を遂げた未来の人類の姿を描き出す可能性の人類学図鑑。（アマゾン紹介文）

夢も希望もないSF人類学。
いくら遺伝子操作したからって1万年でここまで…。
どの‘人類‘も、必死に生きようとしているのが切なくもあり、グロテスクでもあり。
イラストは際物感が強く、夢に出そうな恐ろしさがある。