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津田梅子 朝日文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞/ |
発売年月日 | 1993/07/01 |
JAN | 9784022640130 |
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津田梅子
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津田梅子
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
僅か7歳で明治政府の留学生として渡米し、18歳で帰国した津田梅子。米国時代の養父母ともいえるランマン夫妻、特にアデリン・ランマン夫人との間の30年、数百通に亘る手紙のやり取りに、梅子は、日本では吐露出来ない想いを込めた。如何にして日本の女性に教育の機会にを与えられるか、自分はどう...
僅か7歳で明治政府の留学生として渡米し、18歳で帰国した津田梅子。米国時代の養父母ともいえるランマン夫妻、特にアデリン・ランマン夫人との間の30年、数百通に亘る手紙のやり取りに、梅子は、日本では吐露出来ない想いを込めた。如何にして日本の女性に教育の機会にを与えられるか、自分はどう生きるべきか、と。米国教育を受け、言葉も生涯にわたり日本語よりも英語を母語とした梅子が、日本の中に世界を観て女性教育の開拓者となる。壮大な物語である。手紙と著者の解説が交互に展開し、大変に解りやすくリアルである。アデリンはもとより、米国留学仲間の大山捨松や女子教育の先駆者下田歌子、また伊藤博文や森有礼、モリス夫人、アンナ・ハーツホンなど、そして父津田仙など日米両国で梅子を助ける人々も随所に描かれており魅力的である。
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日本で初めてアメリカへ留学し、帰国後に津田塾大学の前身である女子英学塾を開いた津田梅子の話。アメリカのホストマザーに宛てた私信を紹介しつつ、梅子の考えや行動を考察している。 印象に残ったことは色々とあるが、 「目に見える形あるものは消失しても、生きている人間の中に培われているものは消失しない」 という梅子の信念にはズシンと来た。この信念があったから、関東大震災で塾が燃えてしまったと聞いたときも梅子は取り乱さなかったという。梅子の教育の理念でもあったのかもしれない。
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梅子の私信を通じて梅子の留学後から大学創立までを描いている。 その当時男性と比べ、地位の低かった日本女性を教育で高めようと津田塾を創立する。 日本女性の地位に低さを本当に残念に思っている様子が伝わってくる。 また、当時の日本の状況が再現され、その頃の気配や世の様子も伝わってくる。...
梅子の私信を通じて梅子の留学後から大学創立までを描いている。 その当時男性と比べ、地位の低かった日本女性を教育で高めようと津田塾を創立する。 日本女性の地位に低さを本当に残念に思っている様子が伝わってくる。 また、当時の日本の状況が再現され、その頃の気配や世の様子も伝わってくる。 伊藤博文や大山捨松との交流も興味深い。
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