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ペドロ・パラモ 岩波文庫
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ペドロ・パラモ 岩波文庫

フアンルルフォ【作】, 杉山晃, 増田義郎【訳】

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ペドロ・パラモ 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/08/12
JAN 9784003279113

ペドロ・パラモ

¥605

商品レビュー

4.1

44件のお客様レビュー

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2010/05/28

読み進めていくうちに…

読み進めていくうちに、さまざまな人々が異界から語りかけてきていることに気付きます。コンパクトな内容に、複雑な内容がギッシリと詰まっている一冊です。

文庫OFF

2026/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初、死者の語るに任せてざっと目を通したら、二周目は各断片が誰の語りなのか分かるので聞きやすく、自分にとっては二周目が本番になった。 合間にメキシコ革命~クリステロ戦争と、その間のキリスト教会の扱われ方を少し調べ、神父周辺に注目してみたら、それはそれで面白かった。 神父はゲリラに加わり別の土地で死んだのだろうが、彼が赦さなかった人々が地中でささめき続けているのだと思うと…。 無信心だったスサナの死を告げる教会の鐘が、コマラ荒廃のきっかけになるのも皮肉。

Posted by ブクログ

2026/02/21

さあね、何年も顔をあげなかったもんだから、空のことなぞ忘れちまったよ。ま、空を仰いだって、どうにもなりゃしなかっただろうよ。天はうんと高いし、目もずいぶん弱ってたから、わしにゃただ地面だけ見えてりゃ言うことはなかったからね。それに、天国へはもう決して行けない、遠くからだって見られ...

さあね、何年も顔をあげなかったもんだから、空のことなぞ忘れちまったよ。ま、空を仰いだって、どうにもなりゃしなかっただろうよ。天はうんと高いし、目もずいぶん弱ってたから、わしにゃただ地面だけ見えてりゃ言うことはなかったからね。それに、天国へはもう決して行けない、遠くからだって見られやしないってレンテリア神父が言うもんだから、もうどうでもよくなっちまった……。わしの罪のせいさ。でもな、神父様はそんなことなぞ言わなくてもよかったのさ。生きるってことだけで、もういいかげん苦しいんだから、死んだら別の世界へ行けると思うからこそ、足を動かす力も湧いてくるってもんだろう。天国から門前払いを食わされちゃあ、あとは地獄の門をくぐるしかない。それじゃあ生まれてこなけりゃよかったってことになる……。なあ、フアン・プレシアド、わしにとっての天国はここさ。わしが今いるここだよ。

Posted by ブクログ

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