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ペドロ・パラモ 岩波文庫
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ペドロ・パラモ 岩波文庫

フアンルルフォ【作】, 杉山晃, 増田義郎【訳】

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ペドロ・パラモ 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/08/12
JAN 9784003279113

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商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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2010/05/28

読み進めていくうちに…

読み進めていくうちに、さまざまな人々が異界から語りかけてきていることに気付きます。コンパクトな内容に、複雑な内容がギッシリと詰まっている一冊です。

文庫OFF

2023/07/03

1955年に刊行されたメキシコ文学。ある街の、そしてペドロ・パラモという男の盛衰を描いた物語。現在と過去、そして生と死の境を虚ろなものとして、断片を読み進めることで読者の中に物語の「像」を浮かび上がらせる。ふわふわゆらゆら、白昼夢のような本。 適当ででたらめに見えて、精緻に構成...

1955年に刊行されたメキシコ文学。ある街の、そしてペドロ・パラモという男の盛衰を描いた物語。現在と過去、そして生と死の境を虚ろなものとして、断片を読み進めることで読者の中に物語の「像」を浮かび上がらせる。ふわふわゆらゆら、白昼夢のような本。 適当ででたらめに見えて、精緻に構成された小説であり、一度読んで全てを汲み取るのは難しかった。どこかのんびりとした語り口も特徴的で、読む前に持っていた「死者の町」というジメッとしたイメージを乾いた手触りに変えている。 ややネタバレになるが、これは「始まったときすでに終わっている物語」であり、時間が一方通行に進むのではなく、"断片として在る"というこの書き方・感覚は『あなたの人生の物語』に近いと感じた。

Posted by ブクログ

2022/07/24

岩波文庫のカバーに書かれた「ラテンアメリカ文学ブームの先駆け」というコピーのせいで、ブームが去って久しい今更読んでもなぁ、、、という感じがしてずっと積読状態だったのをようやく読んでみました。 そういうの抜きにしてすごいやつでした。 とりあえずは、”父親を探してコマラにたどり着いた...

岩波文庫のカバーに書かれた「ラテンアメリカ文学ブームの先駆け」というコピーのせいで、ブームが去って久しい今更読んでもなぁ、、、という感じがしてずっと積読状態だったのをようやく読んでみました。 そういうの抜きにしてすごいやつでした。 とりあえずは、”父親を探してコマラにたどり着いた「おれ」は・・・”、みたいにある意味普通にはじまったかと思うと、時間がきれぎれの無数の断片に散らばってしまう。最初はなんだこれ???と一枚一枚拾って読んでたら、ぼんやりと関係とか因果とかおぼろげに見えてくる。ふむふむおもしろいぞこれ、と思いながら終わりまでたどり着いて、ん?そういやなんか色々見覚えあるぞ、と思って最初に戻ると、完璧な円環構造にあることに気がついて、そのまま2周目突入。 2周目になるとさらにあれはこれだったんだ!!という発見がありますます面白い。しかも文庫本で200ページ程度、という2周繰り返すのにちょうどよい長さ。 でも技巧とか手法が前衛的で面白い、とかそういうことじゃなくて、誰もかれもが死んでいる神話的な世界においてはこう語られることに特段違和感を感じない。欲望と暴力に彩られながらも同時に詩情に満たされるというなんとも不思議な世界観にひたれます。 なんかひさしぶりにガツンとくるやつでした。 あと最初は絶対ネタバレなしで読んだ方がいい。”おれ”が実は・・、ていうびっくりは味わうべき。

Posted by ブクログ

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