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ヴェネツィアの宿
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1993/10/01 |
JAN | 9784163479705 |
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ヴェネツィアの宿
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
筆者が今目の前にいるかのように、さらに言えば自分が体験していることかのように、言葉がするすると頭に入ってきて心地よい。 模索しながら生きる筆者の姿は現代の女性にも通じるところがあって、自分も前向きになれる。 この時代にこんな体験をしていた筆者は稀なのだとは思うが…だからこそ読む価...
筆者が今目の前にいるかのように、さらに言えば自分が体験していることかのように、言葉がするすると頭に入ってきて心地よい。 模索しながら生きる筆者の姿は現代の女性にも通じるところがあって、自分も前向きになれる。 この時代にこんな体験をしていた筆者は稀なのだとは思うが…だからこそ読む価値あり。 (だいぶ前に読み終えていたのに保存し忘れてた。。)
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須賀敦子さんがお父さんに呼ばれて帝国ホテルで食事をする場面がありますが、それは今の帝国ホテルではなくて、まだライトの建築のものであった、と書いてあります。 今は、そのライトの建築の一部分は明治村にあって当時を偲ぶことができます。 ノスタルジー溢れる物語の数々が収録されている本書...
須賀敦子さんがお父さんに呼ばれて帝国ホテルで食事をする場面がありますが、それは今の帝国ホテルではなくて、まだライトの建築のものであった、と書いてあります。 今は、そのライトの建築の一部分は明治村にあって当時を偲ぶことができます。 ノスタルジー溢れる物語の数々が収録されている本書。 須賀敦子さんの描くイタリアに わたしのヨーロッパへの憧れがあるように思います。 大切な人との避けられない別れが胸を打つ「アスフォデロの野をわたって」や「オリエント・エクスプレス」などがとりわけ美しい文章で綴られています。 (まめ)
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すごく綺麗なエッセイ。ヨーロッパと日本の体験を織りまぜながら綴られている。比喩とかすごく綺麗。綺麗すぎてたまにぼうっとなるけど笑。 特に悲壮感に溢れているなんてことは全然なく、出来事を淡々と書き綴っているだけだし、出会った人物についても根深く心理描写しているわけじゃなくて、あく...
すごく綺麗なエッセイ。ヨーロッパと日本の体験を織りまぜながら綴られている。比喩とかすごく綺麗。綺麗すぎてたまにぼうっとなるけど笑。 特に悲壮感に溢れているなんてことは全然なく、出来事を淡々と書き綴っているだけだし、出会った人物についても根深く心理描写しているわけじゃなくて、あくまでもその人が語る内容や行動から作者自身が推測したこと・思ったことを書き連ねてるだけなんだけど、なんというかすごい洞察力だった。他人の悲しみとか苦しみに敏感な人なんだろうなと。人の死を乗り越えてきた人間だからこそ、このような文章を書けるのだろうなと感じた。
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