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思想としての死の準備 いのち・ホスピス・ことば
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思想としての死の準備 いのち・ホスピス・ことば

吉本隆明, 河合隼雄, 押田成人, 山折哲雄【著】

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思想としての死の準備 いのち・ホスピス・ことば

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三輪書店
発売年月日 1993/03/10
JAN 9784895900140

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2024/11/28

山折哲雄さんとの対談。相手は吉本隆明 河合隼雄 押田成人(修道士・禅僧)の3人。 吉本隆明さんとの対談で、欧米人と日本人の死に際の状態についての比較が興味深かかった。 吉本隆明:日本人の場合はきっと、角田忠信さんが言っているように、リズムというのは自然の声と同じなんだと思います...

山折哲雄さんとの対談。相手は吉本隆明 河合隼雄 押田成人(修道士・禅僧)の3人。 吉本隆明さんとの対談で、欧米人と日本人の死に際の状態についての比較が興味深かかった。 吉本隆明:日本人の場合はきっと、角田忠信さんが言っているように、リズムというのは自然の声と同じなんだと思います。角川さんは、そういうリズム、自然の音とか響きとかというものを左脳で、つまり言語脳でちゃんと聞いているのは、ポリネシア人と日本人だけで、ほかを調べてみてもどこもそうなっていなかった、ということを言っておられます(『日本人の脳』大修館、1978)。もしも日本語の成り立ちの一部分に、ポリネシア語族的な要素があるすれば、それなりに理解できるような気がします。 日本人の自然観のなかにやはり岩や草木が口をきく、ことばを発するというのがありますから、死に近くなった時に、仏教で修行している人は自然に逝かれるということなんでしょうけれども、そうでない人も、死に臨んだ時になんとなくリズムに憑いて(とりついて)しまう。それは、リズムのことばが一種の自然と一緒になるということなんだ、と言えないことはない気がするんですね。 欧米人にはこういう自然との一体感というのがない というのが、逆に不思議なかんじがする。 p124 河合:その境界に三途の川があったとかいうことは、キリスト教の人はまず言わないですね。

Posted by ブクログ

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