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マン・マシンの昭和伝説(上) 航空機から自動車へ
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マン・マシンの昭和伝説(上) 航空機から自動車へ

前間孝則【著】

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マン・マシンの昭和伝説(上) 航空機から自動車へ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1993/07/30
JAN 9784062059985

マン・マシンの昭和伝説(上)

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2012/06/11

 戦時中の航空技術が、戦後自動車技術へと転用されていく過程を綴った大作。上巻は、航空技術者がいかにして技術で欧米列強と戦い、破れ、そして戦後の焼け野原のなかから立ち上がっていったかを描いています。自動車技術の黎明期に多くの優秀な航空技術者たちが流入することで、技術が飛躍的に進歩し...

 戦時中の航空技術が、戦後自動車技術へと転用されていく過程を綴った大作。上巻は、航空技術者がいかにして技術で欧米列強と戦い、破れ、そして戦後の焼け野原のなかから立ち上がっていったかを描いています。自動車技術の黎明期に多くの優秀な航空技術者たちが流入することで、技術が飛躍的に進歩し、今の日本の地位を築くもとになったという考えに納得。プリンスの中川氏、ホンダの中村氏など、実際の偉人の例からも、一人の技術者が世界を変えうることを示していて、我々も少なからずモチベートされるのではないでしょうか。  ほかに興味深い点は、やはり戦時中の日本と欧米の航空技術開発のマネジメントについてでしょうか。オクタン価の低下を考慮せずに設計した奇跡のエンジン「誉」が、戦時中にそのパフォーマンスを発揮できなくなったのに対し、英マーリンが高オクタン燃料の確保や工場設備を未熟練工でも扱えるようにして、常に高い性能を発揮し続けたという話は、的確な環境用件の把握と、要求性能の設定がいかに大切なものか、思い起こさせてくれます。

Posted by ブクログ

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