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イニシエーションとしての宗教学 ちくまライブラリー84
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
| 発売年月日 | 1993/01/30 |
| JAN | 9784480051844 |
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イニシエーションとしての宗教学
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イニシエーションとしての宗教学
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宗教における通過儀礼を通して、現代人にとっての通過儀礼をあらためて問い直す一冊。 イニシエーションには、3つの過程があるそうで、 分離→移行→結合 というふうに定義づけることができるとのこと。 結婚式などもその例にもれず、 1.分離→家族との別れ 2.移行→父親と歩くバージン...
宗教における通過儀礼を通して、現代人にとっての通過儀礼をあらためて問い直す一冊。 イニシエーションには、3つの過程があるそうで、 分離→移行→結合 というふうに定義づけることができるとのこと。 結婚式などもその例にもれず、 1.分離→家族との別れ 2.移行→父親と歩くバージンロード 3.結合→新郎との新生活 このイニシエーションによって、女性は妻となる決意をするに至るというのが、通過儀礼の重要なところです。 通過儀礼とは形式ではなく、通過儀礼を受ける前と後では、その人間の内面の変化をもたらすことを目的としているからです。 キリスト教における入信については、 脱衣→洗礼→着衣 という形式になります。 脱衣→人間として裸になり(心が裸になったのを表す) 洗礼→罪や恥、穢れを洗い落とす。 着衣→白い新しい着物をまとうことで、生まれ変わったことを象徴的に表す。 日本においては、祭りや伝統行事の中にイニシエーション的な要素が含まれているそうです。 そういえば、小学生の時に読んだ「どろんこ祭り」あの話も子供が男と女に分かれる一つの通過儀礼だったのかもしれないと思いました。 また、エミールデリュケムのトーテミズム研究を引用することで、「聖」と「俗」における宗教的信念と儀礼について、「俗」と「聖」という相反する2つの領域を結合させる信念と行事であると結論づけています。 聖と俗については、悪魔教やタントリズム・立川流にも触れてはいるものの、深堀していないのが物足りない印象でした。 秘密性の高い宗教ほど、イニシエーションの儀式自体が重用視されるので、宗教学的な体系からどう位置づけられるのかという考察を拝見したいと思いました。 ただ、紹介した内容は全体の3分の1で、残りは著者である島田先生が大学時代に潜入した「山岸会」での宗教体験になっています。 自己の体験による宗教におけるイニシエーションは貴重な情報だとは思うのですが、長過ぎてバランスが悪いものになっている印象です。 山岸会での体験→共同体とは何か?→武者小路実篤の共同体運営についてと、続くとさすがに本旨と関係ないのでは?と首を傾げてしまいます。 武者小路実篤の共同体社会における男女問題のあたりは面白かったですが、枝葉末節的なところですから。 また、本書の結論づけについても、かなり気になりました。 以下は抜粋です。 「イニシエーションに終わりはないのではないかと思う。人生そのものが長いイニシエーションの過程であり、私たちは人生において、さまざまな試練に遭遇しながら、常に変化を遂げて行く」 読み終わった時の正直な感想としては、 「。。。。?そういう話?」 という脱力感がありました。 というわけで、1章と2章のみオススメです。 本書で紹介されている柳川啓一著「祭りと儀礼の宗教学」も読んでみようと思いました。
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