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アナバシス 敵中横断6000キロ 岩波文庫
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アナバシス 敵中横断6000キロ 岩波文庫

クセノポン【著】, 松平千秋【訳】

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アナバシス 敵中横断6000キロ 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/07/11
JAN 9784003360323

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アナバシス

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商品レビュー

4

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2010/05/28

ペルシアのキュロス王…

ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長駆内陸に進攻するのですが、バビロンを目前にして戦死してしまい、敵中にとり残されたギリシア人傭兵一万数千の六千キロに及ぶ脱出行が始まります。従軍した著者クセノポンの見事な采配により、雪深いアルメニア山中の難行軍など幾多の苦難を乗り越え、ギ...

ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長駆内陸に進攻するのですが、バビロンを目前にして戦死してしまい、敵中にとり残されたギリシア人傭兵一万数千の六千キロに及ぶ脱出行が始まります。従軍した著者クセノポンの見事な采配により、雪深いアルメニア山中の難行軍など幾多の苦難を乗り越え、ギリシア兵は故国をめざします。冒険小説的な気分で読めます。

文庫OFF

2010/05/28

物語としても歴史資料…

物語としても歴史資料としても貴重な文献です。要旨は「ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長駆内陸に進攻するが,バビロンを目前にして戦死,敵中にとり残されたギリシア人傭兵一万数千の六千キロに及ぶ脱出行が始まる。従軍した著者クセノポンの見事な采配により,雪深いアルメニア山中の難...

物語としても歴史資料としても貴重な文献です。要旨は「ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長駆内陸に進攻するが,バビロンを目前にして戦死,敵中にとり残されたギリシア人傭兵一万数千の六千キロに及ぶ脱出行が始まる。従軍した著者クセノポンの見事な采配により,雪深いアルメニア山中の難行軍など幾多の苦難を乗り越え,ギリシア兵は故国をめざす。 」という内容です。

文庫OFF

2025/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ガリア戦記」に続いて古典の戦記ものとして読んで見たが、こちらは「ガリア戦記」と異なり面白い。期待していなかった分、余計に面白かった。 少し事前知識がないと状況が分かりにくいが(塩野七生の「ギリシア人の物語」を読んでからの方が分かりやすい)、ペルシア内の内紛に巻き込まれたギリシアの傭兵部隊のペルシア(正確には今の中東からトルコ地域)からの脱出劇になるが、2年間(紀元前401年から399年)もの間、略奪を繰り返しながら1万人以上の兵士が戦いながら逃げていく。指揮官(正確には副指揮官)のクセノポンの状況判断と戦略と戦術のおかげで何とか切り抜けていくという話(作者がクセノポンなので、多少の誇張はあると思うが)。とにかく、ギリシア軍の重装歩兵の強さとペルシア側の騎兵の弱さのおかげで何とか逃げ延びる。あの頃のギリシアは本当に強かった。もうアテネは凋落し、スパルタが覇権を握り、でもテーバイが力をつけてきて、そしてソクラテスが死ぬ(紀元前399年)時代のペルシア地域とギリシア兵の考え方、戦い方を知るのは面白い。350ページ以上の大作だがあっという間に読み終わった。

Posted by ブクログ

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