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「欲望」と資本主義 終りなき拡張の論理 講談社現代新書1150
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1993/06/20 |
JAN | 9784061491502 |
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「欲望」と資本主義
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
資本主義は 国外のフロンティア →国内の大衆消費者 →人々のアイデンティティ →広告で作られた実態のない「好奇心」 の順に欲望を拡張してきた、と言う話。 最近までを綺麗に書いてるなぁと思ったが、読み終わって奥付を見たら1993年出版でびっくりした。 日本の成功は、同質な品を大量...
資本主義は 国外のフロンティア →国内の大衆消費者 →人々のアイデンティティ →広告で作られた実態のない「好奇心」 の順に欲望を拡張してきた、と言う話。 最近までを綺麗に書いてるなぁと思ったが、読み終わって奥付を見たら1993年出版でびっくりした。 日本の成功は、同質な品を大量生産する米国的製造から、より細かいニーズに添う生産にいち早く変えたから。 その後は「個々人」に寄り添うことが出来ず、広告代理店が「好奇心」を煽り実態のない消費を作った。 いまIT企業がイケイケなのは、テクノロジーで個々人に寄り添うことを実現したからか。 小麦の罠と一緒で、豊かになって増えるからより作らなきゃいけない。 でも、昨今世界的に突然少子化が進んでいるから、もう作らなくていいというフェーズになった。 これが「モノ消費」から「コト消費」への転換駆動力な気がするな。 30年前の本だけど、近年流行った「お金2.0」とか「モチベーション革命」とかと書いてあることは同質で、なんか気が抜けた… 人間言うことは流転するんだなぁ…
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ヴェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の成立を関連づけた議論ではなく、資本主義の成立をバタイユの蕩尽やゾンバルトの理論を援用しながら展開し、その特徴や病理をあぶり出している。 ヴェーバーに対して漠然と抱いていたモヤモヤ感が少し明快になる感じ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
文化や知識の領域を取り戻す可能性。欲望が常に技術、とりわけ産業技術によって開拓され、「新しいもの」が産業技術によって提供されてきた「産業資本主義」との決別へ
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