私は♀プログラマ

草葉恋代【著】, ビレッジセンター【編】

• 販売会社／発売会社: ビレッジセンター出版局/
• 発売年月日: 1992/07/01
• JAN: 9784938704056

商品レビュー

2012/04/30

発売当時、私は本屋さんでこの本を手に取って買おうか買うまいかさんざ迷ったうえ買わなかった記憶があります。なんか、立ち読みした時に違和感があったのです。

ビレッジセンター出版局の本は割と好きで、『プログラマの妻たち』や中村 正三郎（懐かしいね）の本とか、「噂の眞相」の裏表紙にVzエディタの広告を出していたところも好感度アップでした。ミカンせいじんスクリーンセーバーも持っていたなぁ。

で、なぜ、今買ったかというと、小川清さんのツイートで

　その後、女性と結婚していますのでれっきとした男性です。
　なぜ、こういう本を書くにいたったかの経緯は本人から書いてもらうのがよいと思うので省略します。

と流れてきたからでした。

えぇっ。男性だったのー、あの時に感じた違和感はこれかって（笑）。

本自体は、当時の世相を良く切り取っていて面白いですよ。

ちなみに、haveさんのホームページは、こちらのようです。

2011/06/14

当時のプログラマの世相を反映しています。
そういう観点で気軽に読んでみてください。

ps.
本人は至って真面目です。
その後、女性と結婚していますのでれっきとした男性です。
なぜ、こういう本を書くにいたったかの経緯は本人から書いてもらうのがよいと思うので省略します。

このシリーズの記述で、部屋探しに付き合ったのは私なので、誤解を受けるといけないのでこの事実を書かせていただきました。
本人は有名な通信ソフトの作者なので、男性であることをプログラマであればみんな知っています。

最近の若いプログラマの方は知らないかもしれないので念のために記載します。
できれば、この書評は本文を読んでから読んでいることを祈ります。

2005/09/14

独身女性プログラマの随筆集…なんですが、後半微妙な感じ。前半は共感できるところもあったし、懐かしいネタが多いなって感じで読んでいたわけですが、後半は内輪ネタや愚痴のみって感じだったり。
通信ソフトの開発をしていたようなんですが、俺は高校時代からパソコン通信してます。通信ソフトはフリーウェアのものを利用して草の根((要は個人が開いている無料のネット。今で言うと、Hpや掲示板ってところかな。でも通称はBBSだから掲示板が中心なのですよ))中心。ニフとかの商業BBSには行かなかったし、市販の通信ソフトも使わなかった。なぜかといえば、市販の通信ソフトってほぼ商用ネット用で草の根では使い勝手が悪すぎるわけです。
で、まぁ、読んでいると自分が作った通信ソフトがすごいすごいってことらしいのですが、この本が出て2年後にもこの著者の勤めているハイパーウェアって会社は聞いたことないです。というか、市販の通信ソフトなんてベーマガでも読んだことがない気がします。説明を見る限りフリーウェアと大差無いんじゃないかと思うわけですよ。でもね、Vzエディタは使ってました。Win3.1もうちの98には入っていたんですが、わざわざDOSモードにして使ってましたねぇ。インストールがめんどくさいときはSEDITでしたがｗ
…ただ、当時使ってた通信ソフトの名前は覚えていません。部活の先輩からもらったのか、モデムについていたのかって感じだと思います。