- 中古
- 書籍
- 書籍
彰義隊挽歌
定価 ¥1,602
385円 定価より1,217円(75%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1992/08/10 |
JAN | 9784480856241 |
- 書籍
- 書籍
彰義隊挽歌
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
彰義隊挽歌
¥385
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
加太氏は徳川家の譜代・彦根藩藩士の末裔。彦根藩は鳥羽伏見の戦いでは幕府方だけれど、戊辰戦争では薩長に付いた。先日読了した星氏は宮城の出身で先祖は奥羽越列藩同盟の要・会津藩だから、星氏と加太氏の戊辰戦争に対する見方は自ずと違って面白い。由緒ある先祖を持つと未だに先祖の立場に強い影響...
加太氏は徳川家の譜代・彦根藩藩士の末裔。彦根藩は鳥羽伏見の戦いでは幕府方だけれど、戊辰戦争では薩長に付いた。先日読了した星氏は宮城の出身で先祖は奥羽越列藩同盟の要・会津藩だから、星氏と加太氏の戊辰戦争に対する見方は自ずと違って面白い。由緒ある先祖を持つと未だに先祖の立場に強い影響を受けるものらしい。ただ本書は、おおかたの世間の彰義隊に対する忠義者としての捉え方に異議を呈するという冒頭の宣言の割に、戊辰戦争の流れをなぞる程度の印象しかなく、切り口の独自性のインパクトは弱い。彰義隊に加わると言い残して行方不明になった曾祖父の存在のみが筆をとった動機であるなら、私家版程度の資料価値でも致し方あるまい。
Posted by