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古代朝鮮と倭族 神話解読と現地踏査 中公新書1085
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
| 発売年月日 | 1992/07/25 |
| JAN | 9784121010858 |

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古代朝鮮と倭族
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
漢族 VS 倭族
この書籍を読んで、朝鮮半島の民族分裂って、古代中国での対立がまざまざと当てはまる気にさせられました。つまり、朝鮮半島の民族って漢族系の朝鮮民族(北)と倭族系の大韓民族(南)と2種類の民族が居るんだと目から鱗が落ちる気がしました。 それは即ち、古代中国での黄河流域の漢族と長江流域...
この書籍を読んで、朝鮮半島の民族分裂って、古代中国での対立がまざまざと当てはまる気にさせられました。つまり、朝鮮半島の民族って漢族系の朝鮮民族(北)と倭族系の大韓民族(南)と2種類の民族が居るんだと目から鱗が落ちる気がしました。 それは即ち、古代中国での黄河流域の漢族と長江流域の倭族の対立があってのことで、漢族から東夷と呼ばれた刺青民族の野蛮と見なされた倭民族が、朝鮮半島だったり、日本列島に渡って来ていたんですね。 そしてちょうどその境が38度線って感じがしました。同じ言葉を使っていてるけど、イデオロギーの対立だけではない民族の対立なんだという解釈が湧いて、本当に合点させられました。
対語博士
新書にしてはかなり予備知識の必要な本。その上中々に内容が怪しい。伝承を元にしているのでどうしても仕方がないが憶測による部分も多く、あまり納得感も得られなかった。百済だけ馬韓との連続性がないという前提がまず不自然だし。 あと結局倭族ってなんなの?という疑問は最後まで消えることはなか...
新書にしてはかなり予備知識の必要な本。その上中々に内容が怪しい。伝承を元にしているのでどうしても仕方がないが憶測による部分も多く、あまり納得感も得られなかった。百済だけ馬韓との連続性がないという前提がまず不自然だし。 あと結局倭族ってなんなの?という疑問は最後まで消えることはなかった。
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p.9 「江上波夫……の著書『騎馬民族國家』……によると、……辰王の勢力は3世紀後半以後衰えて……弁韓の領域內に限定され……4世紀初頭、辰王系の任那の王が加羅……倭人の協力のもとに築紫に侵寇し、その築紫に都した王を……崇神天皇だとする。……しかし馬韓を軸として辰國を構成していた韓...
p.9 「江上波夫……の著書『騎馬民族國家』……によると、……辰王の勢力は3世紀後半以後衰えて……弁韓の領域內に限定され……4世紀初頭、辰王系の任那の王が加羅……倭人の協力のもとに築紫に侵寇し、その築紫に都した王を……崇神天皇だとする。……しかし馬韓を軸として辰國を構成していた韓民族は、北方系の民族ではない。そのこと論証……するのが本書の目的である。」 p.11 「『史記』などをみると、長江流域以南に『百越』のいたことが記され……『百』とは沢山の意味で……『越』は、上古音で『ヲ』wo、それは同じく上古音の『倭』woに通じ、類音異字にすぎない。つまり越の國をはじめとして、多くの倭人が居住していた。」 華東にいた民族と朝鮮半島の尖端にいた民族は起源が同じで、倭国の民族もここに由来するというのが筆者の主張らしいが、個人的には少し無理があると思う。ただ、序盤でいやになって投げ出したので、全部読んではいない。 そもそも、越人と馬韓の民族が同じだという論証を挙げるのは結構だが、北方民族ではないという論証は挙げたか (パラパラ捲ったかぎりではみかけなかった)。北方にいるから北方民族だという乱暴なことを言おうとは思わないが、漢王朝の支配も及ぶか及ばないかという殺伐とした地域に敢えて移り住むには相当な理由が必要だと思う。客家は華北の戦乱を逃れて南下したのに、その逆を敢えてするだろうか。 岡田英弘の『倭國 - 東アジア世界の中で』に拠れば、朝鮮は倭国から資源をしいれて朝廷に流すための商路だったらしく、それでそこそこ栄えた、みたいなことだったと思うが、そんなに儲かるならじゃあ私もみたいなノリで移住できたものだろうか。 この手の本にありがちな希望的観測も多く、説得力が乏しいのと、この本の本当の主題はあくまでも韓国の古代生活や古代信仰の現地調査にあるようで、朝鮮史に詳しくない人にはチンプンカンプンなのとで、ギブアップ。
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