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流転の海 流転の海 第一部
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1992/11/01 |
JAN | 9784103325079 |
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流転の海
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
や〜これ面白い。素直に面白いなあって言葉が出てきてどんどん読み進められる。ところどころリアリティがないというかいわゆる『小説っぽい』ストーリーもまた良い。星5じゃないのは男たちの人間くささや暴力的な部分、性的な描写などがねちっこくて少し嫌だったから(笑)。それも作者の描写力だなあ...
や〜これ面白い。素直に面白いなあって言葉が出てきてどんどん読み進められる。ところどころリアリティがないというかいわゆる『小説っぽい』ストーリーもまた良い。星5じゃないのは男たちの人間くささや暴力的な部分、性的な描写などがねちっこくて少し嫌だったから(笑)。それも作者の描写力だなあと思います。
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主人公の面倒見が良く人情味溢れる側面と、 プライドを傷つけられた時に見せる傲慢な側面。 人間くささや二面性が、読んでいて面白かった。 妻・房江が子どもを忘れようとする場面、冷たく突き放す場面は読んでいて涙が出ました。 「自分は冷たい人間だ」「忘れてみせる」 自分になんとか言い聞...
主人公の面倒見が良く人情味溢れる側面と、 プライドを傷つけられた時に見せる傲慢な側面。 人間くささや二面性が、読んでいて面白かった。 妻・房江が子どもを忘れようとする場面、冷たく突き放す場面は読んでいて涙が出ました。 「自分は冷たい人間だ」「忘れてみせる」 自分になんとか言い聞かせるけれど、身体はショックで動かない。 自分が悪いと言い聞かせるしかない出来事や心の持って行き方。 窮地に立たされた時の房江にとても共感しました。
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ついにこの長いシリーズに手をつけた。 第一部ということもあってか、 物語自体は、父として男として事業化としての熊吾が どういう人物なのかが丁寧に描かれていた印象。 長いシリーズならではの構成で、 この先への期待が募るような 物語の序章にふさわしい重厚感だと思った。
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