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ぼくと彼が幸せだった頃 ハヤカワ・ノヴェルズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
| 発売年月日 | 1992/02/29 |
| JAN | 9784152077394 |

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ぼくと彼が幸せだった頃
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公と恋人(テディ)は共にエイズに感染して亡くなる。その最期の瞬間までも詳細に描いている、どのような気持ちで死と向き合っているのか、死についてどんなことを感じているのかが綴られる。 主人公の生き方はとても自分に正直でしり込みするようなところがない、ゲイであることについてはテディに隠れゲイとか言われて揶揄されるところがあったけどそれもやがてなくなっていく。見ていてすがすがしい青年で、誰にも好かれるような存在で見た目も肉体も美しい。二人とも似た魅力を持ちながら、テディは自分がゲイであることにより誇りを持ちながら、ステディを作らない関係に縛られないあり方を望むなど、欲望に対してより率直で奔放な一面がある。 自分のしたいことをすること。将来の夢なんかを考えるのもいい、それと同じくらい、いやそれ以上に今を大切にすること。 そんなことを考えた。 一人の人の自伝として描かれているにもかかわらず、ゲイ文学の本質的な要素がすべて内包し、さらに愛すること生と死という普遍的なテーマにも通じている。 ゲイの恋愛、いざこざ、ユーモア、思い出について、それからゲイ文化を語る上で外せないHIVについても正面から、誠実に描いている。 物語の構造も面白い。主人公は記憶を辿りながら書いてる、その語りはまるで記憶のありかたそのもの。 同じ場面が重なったり(もちろん意図的に)、横道にそれたりしながら、そしてつぎはぎで行ったり来たりして、最終的に一つの人生へとつながっていく。 主人公の人生、物語が進むにつれ、テディのそれも、闘病生活と対比させられていくことで、かつて輝いていた時代がさらに輝き始める。そして運命的な再会。愛が死を招いたとも言えるけど、愛が生を最大限に濃くしたともいえる。生きてることの素晴らしさ、かけがえのない時間。輝いた生と愛が強く浮かび上がってくる。
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ゲイ文学なので、なかなか人に勧められない現状が悔しいほど凄い本でした。凄いなんて荒々しい言葉で表現するには、これは静かで儚すぎる。死ぬっていうこと、生きてるってこと、愛しあうってこと、それがどれだけ素晴らしいことか読めばより強く感じられる。
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ゲイ、エイズのお話。 同性愛を扱っているからっと言って、最近よくあるBLとは一緒にして欲しくない。 一生大切にしていきたい本です。
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