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めぐり逢う朝
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1992/11/30 |
JAN | 9784152035448 |
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めぐり逢う朝
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
17世紀仏蘭西、ヴィオールを弾く男の物語。サント・コロンブ氏の不器用ながらも音楽に真摯で妻への愛を謳う姿に心を打たれた。キニャールらしい無駄の無い簡潔な文章がまたサント・コロンブ氏の素朴さと相まって良い。ラストは本当に美しいと思った。
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時の経過や17世紀の生活が、美しく繊細に彩られた物語だった。 読後いまだ脳内にあるのは、静謐な室内で響いているヴィオールの低音(かは聴いたことが無いので知らないが想像)と一人の天才の愛するが故の無念の悲しみ。そしてどういうわけか、常に夜を重ねてしまう。闇の中に浮かぶろうそくの火の...
時の経過や17世紀の生活が、美しく繊細に彩られた物語だった。 読後いまだ脳内にあるのは、静謐な室内で響いているヴィオールの低音(かは聴いたことが無いので知らないが想像)と一人の天才の愛するが故の無念の悲しみ。そしてどういうわけか、常に夜を重ねてしまう。闇の中に浮かぶろうそくの火の揺らめきが、悲しみだったり音だったりを彷彿させるのだと思う。官能的描写も美しいのだが、それはこの小説において昼を思わせる気がする。
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