不思議の国の数学 生贄と暦と記数法の謎 数学ミステリー1

仲田紀夫【著】

• 販売会社／発売会社: 黎明書房/
• 発売年月日: 1992/10/01
• JAN: 9784654083114

商品レビュー

2024/10/25

廃棄図書になっていたのを貰い受けて読んでみました。

自分は文系人間であり、歴史や小説ばかり読んできました。
最近、別のジャンルの本も読んでみようと思っていたところ、数学でとっつきやすそうな内容だったので、手に取ってみました。

中南米の古代文明の地（マヤ・インカ・アステカ文明）を旅しながら、数学者の視点で色々な謎について考えていくようなあらすじで、数学の初学者には意外に楽しめる内容でした。

2011/04/06

タイトルに興味を引かれて衝動的に読む。だが・・・旅とも数学とも関係ない話が多く、面白くない。史実と関係なくても、ルイス・キャロルの『もつれっ話』の類なら面白いんだが、数学的面白さに欠ける対象読者が分からない本だった。
●面白かった点
カージオイド。この説明だけはジックリジックリ考える価値のある内容だった。この本じゃなくてネットなどで色々と調べて満足してたのは事実だが、きっかけを与えてくれただけでもありがたい。
●気になった点
旅とも数学とも関係のない、適当な夢から始まる数学もどきの話がつらい。問題の内容もばらばらで、すっきりしないこと夥しい。