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待っていたのは 短編集
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商品詳細
内容紹介 | 内容:夕闇の迫るころ.忘れられた女の子.夜の苦悩.鼠.バリヴェルナ荘の崩壊.世界の終わり.戦さの歌.アナゴ-ルの城壁.人間の偉大さ.待っていたのは.水素爆弾.時を止めた機械.友だち.クリスマスの物語.冒涜 |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 1992/06/30 |
JAN | 9784309201887 |
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待っていたのは 短編集
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
不安と不条理。 一番メンタルにくるけど好きだったのは『夕闇の迫るころ』。人生これで良かったのかと悩んだり後悔したことがある人には刺さると思う。 強迫神経症なので『忘れられた女の子』も読んでて不安になった。あれ?あれしたっけ?どうだったかな?と思ったときの焦りや不安がよく描かれ...
不安と不条理。 一番メンタルにくるけど好きだったのは『夕闇の迫るころ』。人生これで良かったのかと悩んだり後悔したことがある人には刺さると思う。 強迫神経症なので『忘れられた女の子』も読んでて不安になった。あれ?あれしたっけ?どうだったかな?と思ったときの焦りや不安がよく描かれていた。 『世界の終わり』の自分さえ助かるなら他人はどうでもいいという人間の醜さもよかった。 表題作『待っていたのは』はカフカに通ずるところもある不条理な話。 『友だち』のように、この人なら助けてくれるかも…と思っても案外周りの人たちなんていざとなったら簡単に見捨ててくるというのもありがちな話ながらも切なくなる。 『冒瀆』は12歳で人生の虚しさを悟ってしまった少年が切なかったけど、パスクァーレの主人想いさには温かい気持ちになった。
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短篇集。ブッツァーティの短篇集は好きでいろいろ読んだけど、なんだかこの短編集は怖かった。夜に読んだからだろうか…。「待っていたのは」は、とある町に訪れた旅行者の男女が公園の池で涼もうとしたところ、町の住民が非難し、虐待を行うという内容。群衆の恐怖を読んでいて強く感じる内容だった。...
短篇集。ブッツァーティの短篇集は好きでいろいろ読んだけど、なんだかこの短編集は怖かった。夜に読んだからだろうか…。「待っていたのは」は、とある町に訪れた旅行者の男女が公園の池で涼もうとしたところ、町の住民が非難し、虐待を行うという内容。群衆の恐怖を読んでいて強く感じる内容だった。 訳者あとがきに、ブッツァーティは、人間は自分の意志の及ばない、神秘的で不条理な力に引きずられてしまう部分を書いているという。この誰しも感じる不安や恐怖を書いているからこそ、読み継がれているとのこと。 とはいえ読んでいて、自分の不安が増大して苦しいときがある。
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日本オリジナル短篇集。15篇収録。 何故こんなことに・・・、そんな馬鹿な・・・・といったような登場人物たちの呟きが聞こえてきそうな、不条理感漂う作品が多く、強烈。 長々しくも、くどくどしくもないのに、登場人物の感じる不安や恐怖が我がことのように思えてくる。 なすすべもなく・・...
日本オリジナル短篇集。15篇収録。 何故こんなことに・・・、そんな馬鹿な・・・・といったような登場人物たちの呟きが聞こえてきそうな、不条理感漂う作品が多く、強烈。 長々しくも、くどくどしくもないのに、登場人物の感じる不安や恐怖が我がことのように思えてくる。 なすすべもなく・・という状況の怖ろしさったら。
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