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コルシア書店の仲間たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1992/04/30 |
JAN | 9784163131900 |
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コルシア書店の仲間たち
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商品レビュー
5
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
須賀さんの11年に渡るミラノ暮らしを振り返る回顧録。 時は1950年代から70年。 戦後のミラノで「人間の言葉を話す場」となった「コルシア・デイ・セルヴィ書店」。 それは自由の波に酔う若者達のための小さな灯台のような存在だった。 職種、人種、宗教は違っても、仕事帰りにふと立ち寄り語り合う仲間達。 政治談義に花が咲き時に喧嘩になっても必ず誰かが仲裁に入る。 日本へ帰国し30年経ってあの頃を振り返る須賀さん。 僅かばかりの給料で、けれど夢や信念は果てしなく大きく希望に満ち溢れた若者達の、少々青臭い言動の数々はなんと輝いていたことか。 人はモノを許容範囲以上に持ちすぎるとだめだな。 ちょっと足りない位が丁度いいのかもしれない。 あの頃のガムシャラでひたむきな若者達を羨ましく思う。 「人間のだれもが、究極においては生きなければならない孤独と隣りあわせで、人それぞれ自分自身の孤独を確立しないかぎり、人生は始まらない」 孤独とは「かつて私たちを恐れさせたような荒野ではない」 須賀さんの厳かな教えを、私もゆっくり噛み締めていきたい。
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http://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/4da07a99f3d0f9e18425de2a4bc80e29
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彼女の綴るミラノをはじめとしたイタリアの風景、人。書店にかかわるいろいろな人々は、いまもどこかでいきているような、いきいきとした文章に時を忘れて没頭してしまった。
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