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シンデレラボーイ シンデレラガール 河出文庫
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シンデレラボーイ シンデレラガール 河出文庫

橋本治【著】

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シンデレラボーイ シンデレラガール 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1992/09/04
JAN 9784309403441

シンデレラボーイ シンデレラガール

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商品レビュー

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2016/04/19

北宋社から出た初版が1981年ですので、今から35年も前の本です。 作者は当時33歳だったようです。 33歳が書いた「子供の為の人生の実用書」です。 「子供」から見れば「大人」でしょうが、「大人」からみたらまだ「子供」と言われてしまうような年齢の人が書いた「子供の為の人生...

北宋社から出た初版が1981年ですので、今から35年も前の本です。 作者は当時33歳だったようです。 33歳が書いた「子供の為の人生の実用書」です。 「子供」から見れば「大人」でしょうが、「大人」からみたらまだ「子供」と言われてしまうような年齢の人が書いた「子供の為の人生の実用書」ですから、首をかしげてしまうようなところや、気恥ずかしいところも多いです(タイトルが既に気恥ずかしい、という話もあります。)。 また、当時の社会と現在との違いもあるので、その点で、今読むと読みづらかったりもします。 文章は、読者に話しかけるような形をとっていますが、書きながら考えているように感じられるところも多く、独白のような印象を受ける箇所も多いです(180ページ位ですが、4日で書いたそうです。)。 そのせいもあって、分かりづらいところもあります。 ですが、いつか、ここに書いてあることが分かる、作者の言いたいことが分かるようになるだろうというよりも、いつか、この本を読んでいるときに、私の経験を私が思い出して、あ、そうか、みたいなことを思うような気のする本です。 未完成、未熟だけれど、だから、手放せない魅力のある本です。

Posted by ブクログ

2010/08/02

曰く「子ども向けの人生の本」らしいですが、まあ人間みんな大人になれない子どものような部分を持っているのが普通だと思うので、万人向けの本とも言い換えていいかもね(特に女の子向けに書かれた?記述なんか、とても年齢の低い女の子向けにかかれたものとは思えないもの)。 言っていることは、...

曰く「子ども向けの人生の本」らしいですが、まあ人間みんな大人になれない子どものような部分を持っているのが普通だと思うので、万人向けの本とも言い換えていいかもね(特に女の子向けに書かれた?記述なんか、とても年齢の低い女の子向けにかかれたものとは思えないもの)。 言っていることは、とても難しい。話があっちこっちに飛ぶからね。ところどころ「あっ!」と言う記述は散見しているんだけど、総体として捉えると、何が何だかわからなかったりする。 それでも、筆者のウソ偽りのない姿勢だけは否が応にも伝わってくる。 つまり、この人は「本気でそう思って書いてるな」という思いだけは伝わってくる。 俺はこういう息づかいをする物書きは好き。 俺は「人生を成功させるためのナントカのステップ」等の、タイトルがあまりに安直な人生論?(たいてい見知らぬ外国人や成功した経営者なんかが書いてる本が本屋にごろごろ転がってますね)は目を通す気にもなりません(営利目的でなく、本当に苦労した人の本なら読みますよ、『人生論ノート』とか)。 誰でもその本に価値を見出そうと思えれば見出せますからね。 もし何か自分の支えにしたい本を探す?なら、「何だかよくわからない」「でもある部分においては自分にしかその価値がわからない」本を選ぶのが良いですね。「何だかよくわからない」から何度も読み返すし、「自分にしかその価値がわからない」から、唯一無二のバイブルなりえるのですね。 そういう意味で、この本はバイブルとしての条件は満たしていると思われます。 もしくは、「俺には合わねーや」と古本屋行きになるかのどっちかでしょうね(実際これは地元の古本屋で購入しました)。 自分にとっては、(安価でない)希望を与えてくれる、とてもいい本でした(すごくマニアックだけどね)。 (2007年08月15日)

Posted by ブクログ

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