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文学と悪 筑摩叢書364
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1992/06/30 |
JAN | 9784480013644 |
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文学と悪
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商品レビュー
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この本は8人の作家に関する評論で、それぞれ読んだことがなくてもある程度の理解はできるのと、バタイユの翻訳としては比較的読みやすい方。 過剰な形、悪の極限の形態が論じられていきます。 文学に興味のある方にはお勧めします。 大分県立芸術文化短期大学: 美術科(メディアデザイン) 教...
この本は8人の作家に関する評論で、それぞれ読んだことがなくてもある程度の理解はできるのと、バタイユの翻訳としては比較的読みやすい方。 過剰な形、悪の極限の形態が論じられていきます。 文学に興味のある方にはお勧めします。 大分県立芸術文化短期大学: 美術科(メディアデザイン) 教員 於保政昭
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バタイユの至高性、悪について、思想的な輪郭を得ることのできた一冊。『バタイユ入門』の著者が〈あとがき〉でまず薦めていたから読んでみたのだが、やはり初心者には難解である。これでも全著作のなかでは、論理的でわかりやすいほうなのであろうが。内容はタイトルどおり、一応文学を素材にしている...
バタイユの至高性、悪について、思想的な輪郭を得ることのできた一冊。『バタイユ入門』の著者が〈あとがき〉でまず薦めていたから読んでみたのだが、やはり初心者には難解である。これでも全著作のなかでは、論理的でわかりやすいほうなのであろうが。内容はタイトルどおり、一応文学を素材にしているのだが、とりあげられた文学を読んだことのない身にとれば、隔靴掻痒で消化不良な部分も少なくない。行きつ戻りつして時間をかけ、ようやく言わんとすることが掴めた思いがする。最後に吉本隆明の精確な〈解説〉によって、バタイユの核心に近づく助けが得られた。ただ本書だけでは不完全な理解のままなので、次には、バタイユが自分の思想をストレートに表現したものに挑戦するのが順当であろうか。
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