- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1206-04-05
みんなが手話で話した島
定価 ¥2,200
1,980円 定価より220円(10%)おトク
獲得ポイント18P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 築地書館/ |
| 発売年月日 | 1991/11/11 |
| JAN | 9784806722205 |
- 書籍
- 書籍
みんなが手話で話した島
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
みんなが手話で話した島
¥1,980
在庫なし
商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
本格的な調査研究の本。 舞台はボストンの南に位置するヴィンヤード島。 なんとスピルバーグのジョーズのロケ地だとか。 この島では、 18世紀頃から20世紀初頭にかけて、 ピーク時の一部地域においては、50人にひとり程の割合で先天的な聴覚障がいの人が産まれ暮らしていたという。 そ...
本格的な調査研究の本。 舞台はボストンの南に位置するヴィンヤード島。 なんとスピルバーグのジョーズのロケ地だとか。 この島では、 18世紀頃から20世紀初頭にかけて、 ピーク時の一部地域においては、50人にひとり程の割合で先天的な聴覚障がいの人が産まれ暮らしていたという。 その割合も驚くことながら、 なにより驚きなのは、聴覚障がいがハンディキャップにはならなかったということ。 誰が聞こえないのか意識することもないくらいに、皆が普通に手話を使い、 中には200メートル離れた人と、望遠鏡を使って手話で会話するなんて使い方も。 電話が浸透してない時代にはかなり便利だったんだろうな。 前半部分は遺伝学に民族史的アプローチを試み、島民の聴覚障がいの起源について迫ってゆく。 島民へのインタビューや国税調査資料まで駆使して辿っていくのはさながらミステリーみたい。 後半ではハンディキャップとは何なのか、に迫る。 当時多くの欧米地域において、 耳が聞こえないことは言語を持たないことであり、 教育の必要がない、と、人として扱われないような差別がなされていた時代に、 隔離されたヴィンヤード島においては、 聴覚障がい者たちが 教育を受け、職を持ち、家庭を築き、 コミュニティーの中に「普通に」参加していたという。 ハンディキャップという概念が覆された。 40年以上も前の出版なのに、斬新な驚きと発見があった。
Posted by 
【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN06981828
Posted by 
比較的少人数の隔離社会であったマーサズ・ヴィンヤード島は、劣勢遺伝の聴覚障害者を 155人に一人の割合で生み出した(村によっては 25人に一人。一方、同時期の北米全体では5728人に一人)。この島では、健聴者も幼ない頃から聾唖者との対話に親しんだため、島の人はほとんどの人は英語と...
比較的少人数の隔離社会であったマーサズ・ヴィンヤード島は、劣勢遺伝の聴覚障害者を 155人に一人の割合で生み出した(村によっては 25人に一人。一方、同時期の北米全体では5728人に一人)。この島では、健聴者も幼ない頃から聾唖者との対話に親しんだため、島の人はほとんどの人は英語と手話のバイリンガルで、聴覚障害が何らかの社会的ハンディキャップになることは無かったという。 現在でこそ手話言語が音声言語と同等の言語機能を有することが理解されるようになったが、「聾者は言語を解せず、したがって知性もない」と信じられていた時代はそれほど昔の話ではない。たとえば、この本で掘り起こされるのは1600年代後半から 1900年代前半までの島の歴史だが、この期間、世界中のほとんどの国では聾者は迫害と貧困のうちに一生を終える他はなかった。しかし、一方でこの島の聾者は何のハンディキャップもなく社会生活を送っていたというのだから、驚く他はない。驚愕のエピソードにはこと欠かないこの本の中でも、特に感銘を受けたのは情報提供者へのインタビューの中で出てくる以下の会話だ。 「アイゼイアとデイヴィッドについて何か共通することを覚えていますか?」 「もちろん、覚えていますとも。二人とも腕っこきの漁師でした。本当に腕のいい漁師でした」 「ひょっとして、二人とも耳がきこえなかったのではありませんか?」 「そうそう、いわれてみればその通りでした。お二人とも耳が遠かったのです」 失なわれつつあったこの島の歴史をインタビューと(なんと電話の発明者として有名な)グラハム・ベルの文献で掘り起こした著者の執念もすごい。
Posted by 
