私の手が語る 講談社文庫

本田宗一郎【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 1985/02/01
• JAN: 9784061834538

商品レビュー

2010/05/28

努力の人でたいへん筋…

[文庫ＯＦＦ]

努力の人でたいへん筋の通った考え方をされており、人生の参考になりました

2024/12/01

[ＢＯＯＫ]2008年09月28日22:22『すばらしい友達を作ることのできる能力．．．(Third)

smile(^O^)の日記
My Favorite Phrase

定期的にやろうと思ってた企画ですが、ホントに本を読むスピードが遅いので、
やっと．．．３回目です。

本田宗一郎「私の手が語る」
実は頂き物の本です（文庫本ですが）本田技研さんは弊社の大口ユーザーでその関連で読むこととなりました。

本田宗一郎さん、大経営者殿かと思っておりましたら、自らを技術者と呼んではばからず、また芸術(特に絵画)にも造詣が深く、とても興味深く読ませていただきました。

私の琴線に触れた章は『教育のあり方』という部分でした。

『すばらしい友達を作ることのできる能力、謙虚に他人にものを尋ねることのできる性質、人を喜ばせることが好きな性質、これらはいずれも今日の教育から学びとってゆくには難しいことなのではないだろうか』

・・・今日の学力・能力重視の教育方針に一石を投じております。どなたかが今日では「コミュニケーション力」まで能力の一つになってしまった。人間社会で生きていくのには当たり前のことなのに．．．と申していたことに通ずると思われます。友達づくりは学校での重要コンセプトだったはず「友だち１００人できるかな？」どっかで歯車が狂ってしまったのでしょう．．．

『いずれにせよ、人生は好きな仕事がひとつ持てればいいのである。もうそろそろ、これだ、と思ってひとつのものを追求する、その人間の本領を発見し、育んでゆく教育を目指してほしいと思っている』

・・・私的には結構むずかしいテーマ(課題)なのかなと思われました。いってみればライフワークをみつける基礎づくりを学校教育の中に求めているということだと思うので。いろいろなこと．．．もっと社会に密接した事柄．．．に触れる機会を教育を通して増やしていくことでしょうか？

この頃理系離れが増えて技術者が少なくなっているということに関する危機感もあるのかもしれません。

いずれにしろ．．．もっと教育の場が本当の意味での「人間教育＝人間たるものの基礎（例えば挨拶、マナー、モラル、会話、慈悲ｅｔｃ）」の場として常に真摯に成長していくものであって欲しいと切に願う(^O^)でした。

2008年09月29日
23:32

1: smile(^O^)

どうでもいいことですが、本田宗一郎さんの手すごいですよね。

手につけた傷が宝物だなんて．．．まさに”傷だらけの勲章”です。

(^O^)

2008年11月25日
09:50

2: Vertu

＞『すばらしい友達を作ることのできる能力、謙虚に他人にものを
＞尋ねることのできる性質、人を喜ばせることが好きな性質、
＞これらはいずれも今日の教育から学びとってゆくには
＞難しいことなのではないだろうか』

この言葉って、ずばりsmile(^O^)さんのことじゃないですか！
smile(^O^)さんはどこで学ばれたのでしょうか？
本田宗一郎氏にお教えしたいです。

2008年11月25日
09:56

3: smile(^O^)

sadakoさん．．．

すばらしい友達を作ることのできる能力、
謙虚に他人にものを尋ねることのできる性質、
人を喜ばせることが好きな性質

どれも、とっても大切なことですよね。

わたしはただ．．．これを”頭の隅に置くよう心がけてる”

だけです．．．なのでこれが表出してsadako さんが感じて

下さっているのなら．．．

(^O^)はとても”幸せです”！うるるる．．．

（sadako さん、あなたもよく”男を泣かせて”ますよ～♪）

(^O^)

2022/07/30

本田宗一郎のエッセイのようなもの。仕事、家族、歴史、絵などテーマは様々。あらゆることに関心を持ち、自分なりの考えを持つのは大切なんだな、という感じがした。