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窯変 源氏物語(4)
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窯変 源氏物語(4)

橋本治【著】

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窯変 源氏物語(4)

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商品詳細

内容紹介 内容:花散里.須磨.明石.澪標
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1991/08/20
JAN 9784124030044

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2019/09/24

4巻に収録されているのは「花散里」「須磨」「明石」「澪標」でした。 転落からの復活劇が描かれたドラマチックな展開の中、本巻で一気に色恋沙汰から政治色の強い物語に転換していきます。 源氏が女達をつかって天下を掌握する決意が描かれ、うわー、遂にここまで来たかと複雑な心境・・・ 生ま...

4巻に収録されているのは「花散里」「須磨」「明石」「澪標」でした。 転落からの復活劇が描かれたドラマチックな展開の中、本巻で一気に色恋沙汰から政治色の強い物語に転換していきます。 源氏が女達をつかって天下を掌握する決意が描かれ、うわー、遂にここまで来たかと複雑な心境・・・ 生まれたばかりの娘から正妻、憧れの君から宿敵まですべてを駒として扱う残酷さが辛い。 あ、注目していた明石の君の容姿の描写は意外に少なく、興味の薄さと後ろめたさが露呈した印象。田舎者と蔑む前提だからそれもそうかなと納得しときました。

Posted by ブクログ

2012/06/20

源氏物語より「花散里」「須磨」「明石」「澪標」までの口語訳。 「まろはみな人にゆるされたれば」と思い上がり通した挙句、朱雀帝の寵妃朧月夜の尚侍の君の実家にまで夜這いに行った所現行犯となり須磨へ自ら流れるいわば「源氏ざまぁwww」の巻ですw しかしこの4巻で最もお気の毒なのはた...

源氏物語より「花散里」「須磨」「明石」「澪標」までの口語訳。 「まろはみな人にゆるされたれば」と思い上がり通した挙句、朱雀帝の寵妃朧月夜の尚侍の君の実家にまで夜這いに行った所現行犯となり須磨へ自ら流れるいわば「源氏ざまぁwww」の巻ですw しかしこの4巻で最もお気の毒なのはたったの10ページ程で切り上げられた「花散里」の帳ですが・・・(-_-;) 今回目から鱗だった橋本訳は、明石の君が懐妊したと知った後の源氏の思考です。 昔占いをさせた時「こどもは3人。一人は帝に、一人は后に、一人は人臣位を極めるでしょう。」と言われた事を思い出し、帝とは藤壺の宮との密通の末生まれた東宮、人臣位を極めるのは故葵の上との間に生まれた男児である夕霧、残るは后! となれば明石に生まれるのは女児、そして自分の政治力を極める最大にして唯一の手駒となるのは明らか。 与謝野・田辺・瀬戸内それぞれの訳では、明石の君との恋愛へ思いの外溺れた源氏がしかも子まで成したことから帰都しても是非とも呼び寄せたいと、ともかくも男女の愛情からの側面しか描いていません。 そこを橋本源氏では「これで私は帝の外戚となり政治的勝者となれる!」とそこにフォーカスを絞っています。 オトナの汚さというか計算高さというか。 元々私は源氏だいっきらいなのでここまで開き直って「腹黒いヤな奴」と描いてくれると逆に気持ちいいですw 次巻では六条院のハーレムが完成し源氏の望月の世、人生のクライマックスに到達します。 さて橋本治はどう斬るのか。 楽しみです。

Posted by ブクログ

2010/01/06

 須磨から明石へ不遇の時期と、都への復帰。  隣で震える弱い弱い子がいてこそ、男の子は強いふりができるのだな~と、須磨の嵐の宵を読んでて思いました。  が、そんなことより澪標の巻!明石に子供が生まれたことを紫の上に明かすくだりがこの巻の山場だと思う。  自分の何もかもを理解し肯...

 須磨から明石へ不遇の時期と、都への復帰。  隣で震える弱い弱い子がいてこそ、男の子は強いふりができるのだな~と、須磨の嵐の宵を読んでて思いました。  が、そんなことより澪標の巻!明石に子供が生まれたことを紫の上に明かすくだりがこの巻の山場だと思う。  自分の何もかもを理解し肯定しそして許されたいという光る君の欲望。 「あれ、それって、妻ではなくて…」と思いながら読み進むと、こんな一文。 「彼女にとって私は父で、私にとって彼女は母だ」  そう、それー!  紫の上が子を産まなかった意味をこの本ではそのように解釈するのですね。大好きだ。

Posted by ブクログ

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