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子ども 現代哲学の冒険2
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子ども 現代哲学の冒険2

市川浩, 加藤尚武, 坂部恵, 坂本賢三, 村上陽一郎【編】

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子ども 現代哲学の冒険2

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商品詳細

内容紹介 内容:「子ども」の存在論 加藤尚武著. ネオテニ-成長と進化 西脇与作著. 宇宙卵のトポグラフィ- 永沢哲著. <原史>としての子ども 本田和子著. 「子ども」の思想史 杉山光信著
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1991/01/18
JAN 9784000040921

子ども

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2019/06/18

「子ども」というテーマについて、5人の論者が論文・エッセイを寄せています。 哲学者で倫理学者の加藤尚武による「「子ども」の存在論」は、ピアジェやフロイト、ヘーゲルなどの思想家たちをとりあげながら、理性的存在者としての人間がどのような発達過程を経て生まれるのかという問題に取り組ん...

「子ども」というテーマについて、5人の論者が論文・エッセイを寄せています。 哲学者で倫理学者の加藤尚武による「「子ども」の存在論」は、ピアジェやフロイト、ヘーゲルなどの思想家たちをとりあげながら、理性的存在者としての人間がどのような発達過程を経て生まれるのかという問題に取り組んでいます。 科学哲学者の西脇与作による「ネオテニー―成長と進化」は、進化生物学のなかで人間のネオテニーという性格がどのようにあつかわれることになるのかという問題を検討することで、進化生物学の理論構成のなかで「人間」の意味が収まりきらないものであることを明らかにしようとしています。 永沢哲の「宇宙卵のトポグラフィー」は、二人の人物の往復書簡のかたちで、シャーマニズムの世界観を論じたエッセイです。中沢新一を思わせるような議論の展開に、少々ついていけないと感じてしまうところもあります。 本田和子の「〈原史〉としての子ども」と杉山光信の「「子ども」の思想史」は、アリエスやフーコーの方法論にもとづく「子ども」についての精神史的・思想史的考察が展開されています。児童学を専攻する本田の論考が、さまざまなテクストのなかに「子ども」の表象のありようをさぐっているのに対して、社会学者の杉山は社会や制度のなかに子どもがどのように位置づけられてきたのかを歴史的に明らかにしています。

Posted by ブクログ

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