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戦士志願 ヴォルコシガン・サガ シリーズ 創元推理文庫
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戦士志願 ヴォルコシガン・サガ シリーズ 創元推理文庫

ロイス・マクマスタービジョルド【著】, 小木曽絢子【訳】

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戦士志願 ヴォルコシガン・サガ シリーズ 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 1991/01/30
JAN 9784488698010

戦士志願

¥330

商品レビュー

3.8

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みんなの感想まとめ
  • 戦士の成長物語
  • 宇宙冒険ファンタジー
  • 障害を超える勇気
  • リーダーシップの葛藤
  • ユーモア溢れる人間ドラマ
  • 傭兵部隊の絆
  • 心の機微を描く
  • SF的世界観
  • 17歳の冒険者
  • 新たな視点の提供

生まれつきのハンディキャップを抱える17歳の少年が、帝国軍士官学校の入試に失敗した後、思わぬ冒険に身を投じる物語が展開されます。主人公マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンは、宇宙へ飛び出し、傭兵部隊を率いることになりますが、その過程で彼が抱える心の葛藤やリーダーとしての成長が丁寧に描かれています。SFの舞台装置を用いながらも、物語はファンタジー的要素を色濃く持ち、登場人物の心の機微に魅力があります。多くのシリーズ作品に繋がるこの作品は、作者の独特な視点で描かれた人間ドラマが光ります。ユーモアと冒険が織り交ぜられたストーリーは、読者に新たな視点を提供し、心に残る体験を与えてくれることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/23

一度では覚えられない 名前のビジョルド。 今やSF界の巨匠である彼女の 初期作にして傑作。 ヒューゴー賞長編小説部門4回受賞。 この記録はロバート・A・ハインラインに並ぶ。 さらにファンタジーでミソピーイク賞一般文芸部門受賞。 4回目のヒューゴー賞長編部門受賞。 まさにSF界...

一度では覚えられない 名前のビジョルド。 今やSF界の巨匠である彼女の 初期作にして傑作。 ヒューゴー賞長編小説部門4回受賞。 この記録はロバート・A・ハインラインに並ぶ。 さらにファンタジーでミソピーイク賞一般文芸部門受賞。 4回目のヒューゴー賞長編部門受賞。 まさにSF界のビッグネーム。 舌を噛みそうな名前。 ロイス・マクマスター・ビジョルド。 その彼女が結婚後、 執筆活動に復帰したのは30代のころ。 この「戦士志願」は 最初に書き上げた3冊の本のうちの1冊であり、 出版までには相当の苦労があった。 しかし。そんなエピソードは物ともしない。 読み出すと止まらない中毒性は、 この「ヴォルコシガン・サガ」がもつ 独特の魅力ゆえだ。 主人公である マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンが個性的だ。 惑星バラヤー首相の 一人息子という貴族の血筋に生まれながら、 生まれながらにして、腰が曲がり、 骨が折れやすいというハンディをもつ。 しかし、頭脳明晰、克己心も強い。 このマイルズの登場作が、 「戦士志願」だ。 物語はまさにジェットコースターストーリー。 冒頭、マイルズが バラヤー帝国軍の士官候補生選別試験で 体力テストに挑む場面から始まる。 そして、この体力テストで マイルズ自身が反省する、 ばかげた自意識が出て 壁から飛び降り、両足を骨折。 失格となるところから始まる。 主人公のいきなりの挫折。 その後、マイルズは ボディガードであるボサリと 彼の娘であり、思いを寄せるエレーナとともに マイルズの祖母がいるベータへと ある目的をもって旅立つ。 ところが次々に予想外の展開が起こり、 マイルズとボサリ、エレーナは 旧式の貨物船に乗り、 戦乱渦巻くタウ・ヴェルデ星雲へと 向かうことになる。 そして、抜き差しならない状況下で、 マイルズは実戦を指揮することになっていく。 波乱万丈、驚天動地、 息も付かせぬ展開は ストーリーテリングの名手と呼ばれる ビジョルドらしい。 しかし、この物語を もっとも輝かせているのは、 肉体的ハンディによるコンプレックス、 生まれ育ちの良さから来る品格、 そして、かけひきのうまさ という複雑な性質をもった マイルズという主人公の魅力だ。 マイルズはその頭脳を駆使し、 変化に振り回され、 真剣に悩みながら、解決の糸口を探す。 肉体的な戦いではなく、 心理的な戦いが、宇宙で繰り広げられる。 どんどん物語に引き込まれていき、 気がつくと読む者は マイルズとともに ワームホール・ネクサス、 星系間の即時ジャンプが可能となった ワームホールが存在する宇宙空間へと誘われる。 ロマンス、ミステリ、 ユーモア、テクノロジー、 ファンタジー、ヒューマン… 多彩な側面をきらめかせて。 マイルズの物語はここに始まった。

Posted by ブクログ

2026/04/26

 生まれつき骨の異常というハンディキャップを抱えた17歳の少年、マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンが活躍するスペース・オペラ。作者による2作目の長編だが、以後続く「ヴォルコシガン・サガ」の実質的な主役となるマイルズが初登場するという意味では実質的なシリーズのスタートにあたる作品...

 生まれつき骨の異常というハンディキャップを抱えた17歳の少年、マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンが活躍するスペース・オペラ。作者による2作目の長編だが、以後続く「ヴォルコシガン・サガ」の実質的な主役となるマイルズが初登場するという意味では実質的なシリーズのスタートにあたる作品といえる。ヴォルコシガン・サガのシリーズは20作以上に上ることからも人気の作品であることが窺えるが、SF的に興味を惹く表現は特になく、戦闘描写にもワクワクするものがあるわけでもない。それではなぜ人気があるのかといえば、それはひとえに作者が描く登場人物たちの心の機微・変化に魅力があるからであろう。本作は、マイルズが入学を熱望していた帝国軍士官学校の入試に落ち意気消沈するも、あるきっかけから宇宙に飛び出し、やがて傭兵部隊を率いていく過程を描いているが、その要所要所でリーダーとしての決断を下す際や周辺人物との関係で思い悩むマイルズの心理が克明に描写されている。このあたりには女性作家ならではの魅力が感じられる。  しかし、リーダー論という視点からは『エンダーのゲーム』に見劣りするし、壮大なスペースオペラという点でもアシモフの『ファウンデーション』シリーズと比較すると面白味に欠けるように思われ、何より全体に漂うファンタジーの雰囲気が自分には合わなかった。先述のようにSFとして興味深い表現があるわけでもないので、本作はSFというよりもSFという舞台装置を使ったファンタジー小説という趣が強いように思われた。また、本作の趣旨にかかわるところであるが、マイルズがなぜそこまで軍人として戦いたいという想いを持っているのか、その動機が最後まで分からず物語にノれなかったのが残念であった。物語が展開を見せていく後半には多少の面白味はあったものの、宇宙船を手にいれるまでのくだりがかなり退屈に感じられたところも、なかなか読み進められなかった要因と思う。

Posted by ブクログ

2024/08/11

冒険活劇SFとしての面白さもありつつ、より重きを置かれているのは貴族としての立場や指揮をする者の責任や孤独だ。 そういう意味ではエンダーのゲームに近い部分があるかもしれない。 主人公が障害者であるという設定がキャラクターの内面のねじれを作っていて、所謂なヒーロー造形になっていない...

冒険活劇SFとしての面白さもありつつ、より重きを置かれているのは貴族としての立場や指揮をする者の責任や孤独だ。 そういう意味ではエンダーのゲームに近い部分があるかもしれない。 主人公が障害者であるという設定がキャラクターの内面のねじれを作っていて、所謂なヒーロー造形になっていない。美人幼馴染との関係もほろ苦い。全員が皆完全に納得する展開にしない所もリアリティがある。 著者は女性だが、男性のキャラクターに対してもリアルに心理描写をしている所が素晴らしい。 SFとしての新しいアイデアは無いけれど、人間描写から世界観までよく考えられた作品。

Posted by ブクログ

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