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これからの経済学 岩波新書166
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 1991/04/19 |
| JAN | 9784004301660 |
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これからの経済学
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
経済学に関する虚構を…
経済学に関する虚構を明らかにし、題名にもなっている、これからの経済学がどうあるべきかを示唆している。佐和氏の「経済学とは何だろうか」の続編であり、この本と合わせて読むと、経済学=ミクロ・マクロだと思っている人には、ぜひ読んでもらいたいと思う一冊である。
文庫OFF
『経済学とは何だろうか』(岩波新書)の続編です。 著者の基本的な視点は前著と同じですが、80年代から90年代にかけての時代状況の中で経済学が果たしてきた社会的な機能について、より細かい議論がなされています。また、主流派の経済学の「外部」に位置づけられる地球環境問題について、著者...
『経済学とは何だろうか』(岩波新書)の続編です。 著者の基本的な視点は前著と同じですが、80年代から90年代にかけての時代状況の中で経済学が果たしてきた社会的な機能について、より細かい議論がなされています。また、主流派の経済学の「外部」に位置づけられる地球環境問題について、著者自身の立場が表明されています。 パラダイム論や科学知識の社会学をめぐる思想状況も、前著が刊行されたときと大きく変わっていたはずだと思うのですが、前著の理論的枠組みをブラッシュ・アップするような議論は見られないように思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
数理経済学者である佐和氏の『経済学とは何だろうか』も分り易かったが、 本書の、経済学の初学者が読むとよい本である。 経済の数字の上での動きと、現実の活動との関係を、 見極めないと、数字に踊らされる可能性がある。 理論から押さえるか、現実から押さえるか、2つの方向性をどう均衡させるかが、 本書を読み進む上での鍵となるかもしれない。
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