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辞書の世界史 粘土板からコンピュータまで
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辞書の世界史 粘土板からコンピュータまで

トムマッカーサ【著】, 光延明洋【訳】

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辞書の世界史 粘土板からコンピュータまで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三省堂/
発売年月日 1991/06/30
JAN 9784385353586

辞書の世界史

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2018/04/21
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1991年(原本1986年)刊。著者略歴不明(スコットランド人?が窺えるくらい。訳者は流石に…)。  アルファベット順で語が並ぶ英和辞典や百科事典。しかし、かような順序で並べられるようになったのはさほど古くはなく、中世の最後期らしい。  それまではギリシャ思想家(特にプラトン)の提示した内容の分類に従って叙述されていたものとのこと。  またかような百科事典が生まれるには、活版印刷によるラテン語聖書の普及、ラテン語聖書と地域語の翻訳・語彙対象書の刊行、さらにラテン語を間に置いた地域語間の語彙対象書の刊行が必要であった。  本書は、その辞書・辞典の変遷を、西欧通史的に叙述していく。  なかなか見ることはないタイプで貴重な書であろうが、現実の利用者の内実に触れていないところは残念ではある(特にアルファベット配列が生まれ、爆発的に普及した理由に関わる)。  そして18~19世紀にかけて作ろうとして数十年要して完成しなかったタイプの辞書もAIなら作れそうな感じもしないではない。

Posted by ブクログ

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