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蝦夷の末裔 前九年・後三年の役の実像 中公新書1041
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1991/09/25 |
JAN | 9784121010414 |
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蝦夷の末裔
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
中世東北史上最大の戦いである前九年の役・後三年の役を解説。陸奥話記の記述をなぞるだけでなく、同時代の史料を多く引用しながら東北情勢などの情報を多く盛り込んでいる。 畿内を中心とする朝廷からすれば辺境での戦いに過ぎない地味な出来事だけど、これによって奥州藤原氏が台頭する土台ができあ...
中世東北史上最大の戦いである前九年の役・後三年の役を解説。陸奥話記の記述をなぞるだけでなく、同時代の史料を多く引用しながら東北情勢などの情報を多く盛り込んでいる。 畿内を中心とする朝廷からすれば辺境での戦いに過ぎない地味な出来事だけど、これによって奥州藤原氏が台頭する土台ができあがり、また、源氏が東国での影響力を築いたことを考えると、その後の影響という点ではかなり画期的な戦いだったんだなと思う。そしてその百年後、その奥州藤原氏が源氏に滅ぼされるというのも合わせるとさらに感慨深い。
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前九年と後三年の役について。蝦夷の末裔たる安倍氏と清原氏の出自に関する考察等。 両役の基本経過に関する解説が少なめなのと独自研究らしきものも含まれていたので評価は低め。
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平安時代中期、陸奥の北上川中流域を席巻していた安倍氏と、出羽の山北地方一帯を押さえていた清原氏は、その勢力が最大に拡張したとき、国家権力の介入を招いて滅亡の災禍に見舞われる。前九年の役、後三年の役の両合戦である。古代東北史を語る上で不可欠の大事件にも拘わらず、顛末を伝える史料に乏...
平安時代中期、陸奥の北上川中流域を席巻していた安倍氏と、出羽の山北地方一帯を押さえていた清原氏は、その勢力が最大に拡張したとき、国家権力の介入を招いて滅亡の災禍に見舞われる。前九年の役、後三年の役の両合戦である。古代東北史を語る上で不可欠の大事件にも拘わらず、顛末を伝える史料に乏しく、検証も疎かにされてきた両合戦の実像を、厳密な史料批判のもと再検討し、蝦夷の末裔である安倍・清原氏の興亡を描く。
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