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思想としての物理学
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思想としての物理学

ジョナサンパワーズ(著者), 佐野正博(訳者), 渡辺弘(訳者)

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思想としての物理学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 1990/02/10
JAN 9784791750634

思想としての物理学

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2013/09/29

本書は物理学というより、哲学の本であると思う。「思想としての」とあるので、物理学を題材にした思想関係の本であろう。題材が物理なので、とりあえず物理のカテゴリーに入れておく。 哲学に関する基礎的な知識がないので、あまり良く理解出来なかったが、アイシュタインとマイケルソンに関する光の...

本書は物理学というより、哲学の本であると思う。「思想としての」とあるので、物理学を題材にした思想関係の本であろう。題材が物理なので、とりあえず物理のカテゴリーに入れておく。 哲学に関する基礎的な知識がないので、あまり良く理解出来なかったが、アイシュタインとマイケルソンに関する光の速度に関する実験については興味深い内容であった。通俗書などで誤解のある書き方をしているものが多いのは知っていたが、マイケルソンの実験の動機や信念について書かれている物をあまり読んだ事がなかったので、本書はそれが述べられているのが良かった。 学生時代に買って、一通り読んでなんだか良く分からなかったという感想を持ったまま放置しておいたのだと思うが、改めて読んでみて、論理的な思考の大切さと、本書の内容を通した実生活でのものの考え方をもう一度見直す機会を与えられた様に思う。 思い込みによる既成概念を変える事はなかなか難しい。 一度、哲学の入門書でも読んでから再読すると、また新しい発見がありそうな本だと感じた。

Posted by ブクログ

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