
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1210-01-26
自然農法の野菜つくり 無農薬・無化学肥料の実際

定価 ¥1,498
1,045円 定価より453円(30%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 農山漁村文化協会 |
発売年月日 | 1990/02/01 |
JAN | 9784540891205 |
- 書籍
- 書籍
自然農法の野菜つくり
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
自然農法の野菜つくり
¥1,045
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
安全でおいしい農産物を食べたい という当たり前の願いは、 現実の農業では、きわめてむつかしいことかもしれない。 無農薬・無化学肥料で栽培できたら、なんといいことか。 そのような農法を取り組んでいる人たちが、この本では紹介されている。 無農薬・無化学肥料の栽培を「自然農法」とよん...
安全でおいしい農産物を食べたい という当たり前の願いは、 現実の農業では、きわめてむつかしいことかもしれない。 無農薬・無化学肥料で栽培できたら、なんといいことか。 そのような農法を取り組んでいる人たちが、この本では紹介されている。 無農薬・無化学肥料の栽培を「自然農法」とよんでいる。 慣行農法から自然農法に移行する場合には、 自然農法を小面積で行い、徐々に広げていく方法(水平的移行)と 使っていた農薬と化学肥料を徐々に減らしていく方法(垂直移行)がある。 後者の方が、むつかしい・・・という。 減らしていく過程で、何度も「決断」することになるからだ。 どのように移行していくかは、あくまでも戦術の問題なので、 やはり、なぜ無農薬・無化学肥料ができるのか? 植物は、大自然の摂理のもとで健全な生育をするもの、 肥料や農薬がなければ、作物が育たないという考えは、 人間の思い上がりであり、「現代の迷信」である・・・という。 化学肥料や農薬は、土を痛めつけてきた。 とりわけ、土の中にある有効な微生物を少なくし、殺してしまうことだった。 土の力を発揮するには、肥料や農薬による汚染をとり除くことだ。 という。 土を生き物としてとらえ、土を育てることが大切である。 土がよければ、作物のできはいいし、土がわるければ、作物もできない。 土の中にいる有効な微生物を育てることによって、土を豊かにする。 自然農法では、「土を乾かさず、固めず、温める」ことがポイント 自然農法は、 良質な堆肥を投入する。緑肥を栽培し、土壌にすきこみ、敷き草を使用する。 栽培する品目・・・品種を選択する。 耐病性、耐虫性、小肥で確収のあるものを選ぶ。 これまでの育種は、農薬を使い、多肥によって収量があがるものであるが、それを見直す必要がある。また、促成栽培などは、植物に負担がかかるので、そのような栽培はしない。 輪作による栽培体系 マメ科植物は、空気中のチッソを固定するので、とてもいい。 イネ科植物・・麦は、畑を休めることなく、冬も栽培できる。 その輪作体制を組むことが・・・自然農法には不可欠。 栽培実例がだされているが、農家の観察力がかなりいる。 また、マニュアルがつくりにくい栽培である感じがした。 ただ、やはり、慣行法と比べて、収量が少ないことが大きな問題であり、慣行法の収量に近づくことが目標のような気もする。 「良質な堆肥」を確保することは、 現在の畜産の現状からいえば、かなり厳しい。 薬漬け畜産の方法は、堆肥にまで、その薬品(抗生物質など)が流入するからだ。 理想・・・そして現実。 その隔たりがかなり大きいことは、はっきりしているが、 こうやって、取り組むパイオニアがいることは、すごいことだ。
Posted by