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千利休 無言の前衛 岩波新書104
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千利休 無言の前衛 岩波新書104

赤瀬川原平(著者)

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千利休 無言の前衛 岩波新書104

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/11/15
JAN 9784004301042

千利休

¥330

商品レビュー

4

32件のお客様レビュー

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2010/05/28

お茶の湯は日本の大事…

お茶の湯は日本の大事な文化ですよね。結構難しそうです。

文庫OFF

2024/12/29

野上弥生子の秀吉と利休を映画化するのに脚本を書いた人物の書。トマソン物件の命名者と思われる。お茶をやっているわけではない人というのがまた新鮮な見方に繋がっている気はする。 金嶽宗信によると今ある利休像は江戸時代の末期にに岡山藩の家老の屋敷にあった今日庵の像の写らしいので、だとした...

野上弥生子の秀吉と利休を映画化するのに脚本を書いた人物の書。トマソン物件の命名者と思われる。お茶をやっているわけではない人というのがまた新鮮な見方に繋がっている気はする。 金嶽宗信によると今ある利休像は江戸時代の末期にに岡山藩の家老の屋敷にあった今日庵の像の写らしいので、だとしたら利休の記憶が鮮明にある頃に作られたのではという推測は当たらないか。 気功の見えない玉に茶の力量を喩えるのは面白い。確かに互いに茶会を開いて当時の茶人は見えないものを膨らませていったのだな。 映画では使えなかった2つの焦点を持つ楕円形の茶室を作った想定、堺の港に捨てられた大量の石は露路のものだったのでは、両班村で見た躙口や腰張の原型と思うもの、茶を飲むことが儀式化したのは生きることの不安からでは、一連の型と間がある相撲と野球の共通点、利休の沈黙は言葉に託すごとに裏切られた結果としての沈黙、前衛としての利休などのようなマラソンの先頭集団ではなくて後方にいる人々は形式美に身を潜めることの快感がある、ただ前衛をみんなで何度もという弛緩した前衛の民主化という卑しい技術が蔓延しているとも、「侘びたるはよし、侘ばしたるは悪し(寂じゃなかったっけ?)」という考えは他力思想の反映で自分を自然に預けて自然大に拡大しながら人間を超えることでは。

Posted by ブクログ

2023/02/12

面白かった。赤瀬川さんは芸術の人でもあるけど、言葉の人だと思った。利休は語らず形にした人だと思う。その利休の代わりにあれこれと語ってくれたようである。

Posted by ブクログ

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