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増補 フランス文学案内 岩波文庫別冊 1別冊

渡辺一夫(著者), 鈴木力衛(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1990/03/01
JAN 9784003500019

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4

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

フランス文学について…

フランス文学について学べるだけでなく、読書案内にもなっています。

文庫OFF

2023/05/25

渡辺一夫 「 フランス文学案内 」フランス文学=人間学 という命題により 体系化している。時代背景と文学特性の関係性を知ると、さらに フランス文学の面白みが 深くなる 16世紀〜ルネサンス→ユマニスム精神 *ラブレー〜荒唐無稽な物語のなかに カトリック教会への風刺→無益な強制か...

渡辺一夫 「 フランス文学案内 」フランス文学=人間学 という命題により 体系化している。時代背景と文学特性の関係性を知ると、さらに フランス文学の面白みが 深くなる 16世紀〜ルネサンス→ユマニスム精神 *ラブレー〜荒唐無稽な物語のなかに カトリック教会への風刺→無益な強制から解放された人間の喜び *モンテーニュ「エセー」〜人間そのものを描く→人間の二重性、意識の相対性→人間研究の金字塔 18世紀〜啓蒙主義、感性重視の文学 *ヴォルテール「哲学書簡」思想の進歩→民衆の自覚。人間を外面から捉える 19世紀〜ロマン主義、自然主義、象徴主義など *ユゴー〜ロマン主義、ナポレオン3世との戦い、「劇こそ完全な詩である〜完全な詩は相反する調和の中にある」 *デュマ「モンテクリスト伯」 *バルザック「人間喜劇」環境から人物特性を *ボードレール「悪の華」いろいろな感覚や概念の間にある交感を理解→みずからの感覚世界。小宇宙

Posted by ブクログ

2018/10/09

文学史を知りたくなって読んだ。文学案内であって文学史ではないので当然だが、文学史としての比重はやはり少なめ。フランスには優れた文学者が多すぎて、この手の本を書くのはかえって大変難しいということは察した。 『フランス文学は人間に関する連続講演であり、人間学の教程である』らしい。私...

文学史を知りたくなって読んだ。文学案内であって文学史ではないので当然だが、文学史としての比重はやはり少なめ。フランスには優れた文学者が多すぎて、この手の本を書くのはかえって大変難しいということは察した。 『フランス文学は人間に関する連続講演であり、人間学の教程である』らしい。私がバルザックを読んで感動するよりも感じたのが「勉強になるなあ」ということだったのも割と自然なことだったようだ(写実主義ならなおさら)。しかし文学の目的が人間の研究なら、それ人文科学でいいじゃんとなってしまうが、実際二十世紀から文学はそれが読者に起こす効果や印象の方に重心が移っているらしい。現代に近づくほど、「表現の可能性を追求」とかいって取り付きづらい作品が増えているのもようやく納得できた。その他、今更ながら文学を書く目的というのはいろいろあるということを実感。今後は以前よりもニュートラルに文学を読めるようになる気がする。

Posted by ブクログ

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