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和菓子の京都 岩波新書119
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1995/01/19 |
JAN | 9784004301196 |
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和菓子の京都
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和菓子の京都
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
京都に数ある和菓子の…
京都に数ある和菓子の紹介。色々と勉強になりました。
文庫OFF
和菓子といえば、やは…
和菓子といえば、やはり京都。様々な和菓子に目を惹かれました。
文庫OFF
1990年発行で、著者は出版年に他界されているとのこと。まるで京都の和菓子の老舗当主が目の前で話しているような興味深い本だった。 天皇が明治に京都に出て行った後、出入りしていた業者はどうなったか。とらやのように、東京に付いて行った者もいれば、川端道喜のように京都に残るのを選択...
1990年発行で、著者は出版年に他界されているとのこと。まるで京都の和菓子の老舗当主が目の前で話しているような興味深い本だった。 天皇が明治に京都に出て行った後、出入りしていた業者はどうなったか。とらやのように、東京に付いて行った者もいれば、川端道喜のように京都に残るのを選択した者もいた。著者によれば、当時の当主は2回、東京に大膳の作法を教えに行ったが、その後は困窮し、茶道の家元に近づき、今も初釜などには茶菓子を納入しているという。 それまで天皇家との関係は深く、京都御所には建礼門の隣に専用の「道喜門」があったほど。面白かったのは、天皇家にはお金がなく、やたらと「献上品」という記録が出てくるとの下り。江戸時代でも3万石程度しか幕府からもらえず、質素倹約を強いられている中で、宮中祭祀もあり、献上に頼らざるを得なかったとのこと。 本書に出てくる、茶道の初釜に使われる葩餅、表千家と裏千家の間にある「宗旦銀杏」を使ったぎんなん餅、そして代表的な商品である吉野葛を使ったちまき、一度は食べてみたいという気にさせられた。
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