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薔薇の名前(下)
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薔薇の名前(下)

ウンベルト・エーコ(著者), 河島英昭(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1990/01/25
JAN 9784488013523

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商品レビュー

4.3

101件のお客様レビュー

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2024/04/27

▼読み終えたときは感動でした。「読み終えた」というコトが(笑)。 ▼下巻も相変わらず雑学多弁で45%くらいは「何を言ってるんだが基礎、単語、人名、用語からしてちんぷんかんぶん飛ばし読み」。 ▼映画を見ていたのに、謎解きや犯人を忘れていた。 以下ネタバレですが ...

▼読み終えたときは感動でした。「読み終えた」というコトが(笑)。 ▼下巻も相変わらず雑学多弁で45%くらいは「何を言ってるんだが基礎、単語、人名、用語からしてちんぷんかんぶん飛ばし読み」。 ▼映画を見ていたのに、謎解きや犯人を忘れていた。 以下ネタバレですが ▼そうそう、アリストテレスが「笑い」を肯定していた、という書物を、この時代のカトリックとしては(というかこの時代はカトリック、あるいは異端しか無いのか)許せなかった、というのが一種の動機で。 ▼犯人は目の見えないおじいさんで。 ▼手段は毒を塗った本、だったんだ。 ▼ただぢゃあ、「飛ばし読み部分」を取っ払って考えたときに、面白かった否かを考える。(まあ、そんな読まれかたは筆者としては言語道断だろうけど。まあでも楽しみ方と受け止め方は、受容側に完全なる自由が約束されているのが芸術が娯楽でもある地平線ですから)  そう考えると面白かった。その面白かった理由は、 ・セリフが気が利いている。 ・特殊業界モノ、として腰の据わった描写(取材が徹底している)な気がする。 ・主人公の(と、相棒の)ホームズ/ワトソン的なヒーロー感。 (とはいえ、ほぼ全部手遅れで、たれの殺人も止められないので、つまりは金田一型の、「運命の解説者」である訳ですが) ▼そして、飛ばし読み部分も、「飛ばし」とはいえ「読み」をしたわけです。書き手が書かざるを得なかった理由があり(その小説としての正当性が時の流れという精査に耐えうるのかどうかは時のみぞ知るですが)、それそのとおりかどうか分かりませんが、膨大なる飛ばし読み部分と、そして本筋部分からも、 「ヨーロッパ中世という、匂い、肌触り」 「その残酷さ、非情さ、貧しさ、理不尽さ」 みたいなものが噴出してきます。 そういうところも、「日本の地域社会」という題材で同じようなことを描いた金田一シリーズと似ていますね。金田一シリーズはさらにまた、遡っていくとホームズとかポーまで行きついてしまいますが。 ▼これはでも欧州圏の方々(特に、習慣的に書籍を買う人たち)からしたら・・・・つまり、「自分たちはここから来たんだ」という味わいが濃ゆい物語。日本人よりは、チンプンカンプンだったとしても、引き付けられるものは大きいかも知れませんね。 (ただまあ、ほんと、多少「世界史は知っている」って言ったって、ほんとにこれ、研究者レベルの知識が無いと、「ちんぷんかんぷん」であることは変らないと思います。ただ、習慣的に読書している層の中には、「ちんぷんかんぷんだから挫折した」ということを公言したくないという自尊心を持つ方も多いでしょうが(笑)。  これだけのベストセラー、ロングセラーでありながら、 「ほとんどのひとが挫折している」 「読み通した人はほとんどいない。映画だけ見てれば読んだふりができる」 「常にBOOKOFFで売っている(かなりな美品が・・・)」 というのも、むべなるかな・・・・)

Posted by ブクログ

2024/02/24

名作を読むと圧倒され、沈黙せざるを得ない時がある。今回も正にそんな感じです。映画化もされているようですが、この作品をどのように映像化しているのかあらためて観てみたいと思いました。

Posted by ブクログ

2024/01/31

読み終わって呆然としている。一人では読むことができず、図師宣忠先生の『エーコ 薔薇の名前 迷宮をめぐる〈はてしない物語〉』の助けを借り、ウィキペディアも参照してやっとこさ読了。それでも、十分の一程度しか理解(読解)できていないのではないか。とはいえ、長年の宿題を果たした気持ちには...

読み終わって呆然としている。一人では読むことができず、図師宣忠先生の『エーコ 薔薇の名前 迷宮をめぐる〈はてしない物語〉』の助けを借り、ウィキペディアも参照してやっとこさ読了。それでも、十分の一程度しか理解(読解)できていないのではないか。とはいえ、長年の宿題を果たした気持ちにはなった。果たして再読する日が来るのか……。でも読んで良かった!

Posted by ブクログ

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