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良寛 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 1989/10/31 |
| JAN | 9784480023551 |
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良寛
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良寛
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筑摩書房 日本詩人選 唐木順三 「 良寛 」 「生涯、身を立つるに懶(ものう)く」で始まり、漱石の「大愚到り難く」で終わる良寛論。良寛作品の背景として、寒山の漢詩、道元、万葉の歌の影響を上げている。 人生の晩年で良寛に惹かれる人が多いのは、漢詩の省略美 や 仏教や万葉の中...
筑摩書房 日本詩人選 唐木順三 「 良寛 」 「生涯、身を立つるに懶(ものう)く」で始まり、漱石の「大愚到り難く」で終わる良寛論。良寛作品の背景として、寒山の漢詩、道元、万葉の歌の影響を上げている。 人生の晩年で良寛に惹かれる人が多いのは、漢詩の省略美 や 仏教や万葉の中にある日本人の心性を感じるからか? 自由に生きるためには、人との接触を避け、利益や名理利を求めず、是非善悪を判断するな、と言っているようにも読める。 旧漢字は読みにくいが、ルビがあるので 音感は理解できる。良寛の言葉のつなぎ目の上手さは感じる 良寛が好んで使う言葉 *任、隨 *騰騰 *悠々、優游〜何もせずにぶらりと遊ぶ *聞く〜世俗の雑音を断ち、宇宙のリズムを聞く 生涯、身を立つるに懶(ものう)く 騰騰(とうとう)、天眞に任す 嚢中、三升の米 爐邊(ろへん)、一束の薪(たきぎ) 誰か問わん、迷悟の跡 何ぞ知らん、明利の塵 夜雨、草庵の裡(うち) 双脚、等閑(とうかん)に伸ばす 訳)世の中に身を立てて、何かをすることは嫌で、ぼんやりとして、あるがままの天然自然の真理に、自分を任せている ずた袋には 托鉢で恵まれた三升の米があり、いろりには 山から集めたひとたばの薪がある。米と薪のほかに何が要るか 迷い悟りは自分にはどうでもいい世界であり、名誉利益は関わりあったことではない 夜の雨ふる静かな庵で、両足を気ままに伸ばしているだけ やまかげの岩間をつたふ苔水のかすかに我はすみわたるかも *天然の呼吸に自分の呼吸を同一化(実相に観入して自然と自己の一元化した生を写す) *苔水の=苔水に通う心 草の庵(いほ)に足さしのべて 小山田の山田のかはづ聞くがたのしさ *足をさしのべて うきうきしている *「双脚、等閑(とうかん)に伸ばす」は 静寂の中出思慮分別が止まって脚を投げ出す感じ むらぎもの心楽しも春の日に 鳥のむらがり遊ぶを見れば むらぎもの心は和ぎぬ永き日に これの み園の林をみれば *むらぎも=心にかかる枕詞〜心の痛み、嘆き *「鳥のむらがり遊ぶを見れば」「これのみ園の林をみれば」音調、単純の中に含まれる豊かさ *「心、楽しも」の背後に 雪国の孤独と寂寥がある。だから鳥で群れて遊ぶさまが楽しい 世の中に まじらぬとにはあらねど ひとり遊びぞ我はまされる *世の中に交じるより、ひとり遊び(詩歌を作り、読み、筆をとる)を好む *世の中=明利、自負、嫉妬のある社会
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