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大英帝国 最盛期イギリスの社会史 講談社現代新書934
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/02/01 |
JAN | 9784061489349 |
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大英帝国
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商品レビュー
3.8
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(「BOOK」データベースより) 七つの海の支配者、世界の工場―大英帝国は「高度文明社会」の幕明けを告げた。観光旅行、ヴァラエティ・ショー、センセーショナルなマスコミ。消費ブームに沸く大衆社会化現象の一方で、宏大な植民地と、「二つの国民三つの階級」を内包した帝国の矛盾が、露呈し始...
(「BOOK」データベースより) 七つの海の支配者、世界の工場―大英帝国は「高度文明社会」の幕明けを告げた。観光旅行、ヴァラエティ・ショー、センセーショナルなマスコミ。消費ブームに沸く大衆社会化現象の一方で、宏大な植民地と、「二つの国民三つの階級」を内包した帝国の矛盾が、露呈し始める。
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1989年刊。著者は長野大学助教授。英国の19世紀はナイチンゲールの同時代史でもある。産業革命後を受け、また、福祉社会の前史として、さらには、戦乱に彩られた狭間の平和(冷戦期かも)など、19世紀英国史を素描。科学技術の発展と収入増(鉄道、ガス灯等)、大衆社会の勃興期(新聞普及やコンサートホール拡充)、福祉主義の萌芽(医療・失業保険、少年労働の禁止傾向+全体的な労働時間規制、下水道普及と衛生改善、貧困層3割の現実)、平和の世紀の内実(中印への植民地主義亢進と欧州内平和)が、功罪を問わず丁寧に。 世界史、というよりも他国史は、時代前後の相関関係、事件・事象の相関関係を掴むのが難しい。その理由は単に相関関係に思いを致すだけの情報を持っていないからなのだが、その中で、本書は、事象の関係性をかなり丁寧に解説。その意味で大変判りやすかった。ただ、フランス革命あるいはナポレオン帝政の英国への影響については、余り書かれていない。
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長島伸一著。 現代社会にあふれるモノ・コトが19世紀の大英帝国から発祥したとは、影響力のスゴサにオドロキです。 2つのサイドストーリーを用いての解説も、面白い筋立てだと思いました。 古い本ですが、現代社会の起源について幅広く知るにはオススメです。
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