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超ウルトラ原発子ども ゲンパツは止められるよ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ジャパンマシニスト社 |
| 発売年月日 | 1989/10/01 |
| JAN | 9784880491011 |
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超ウルトラ原発子ども
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『We』読者のNさんからおしえてもらい、図書館で借りてきた。著者の伊藤書佳(いとう・ふみか)さんは、同い年の人だった。私が、ハタチになった年に出た本。 「まえがき」でフミカさんは、ワタシが原発を止めたいワケとして、ひとりひとりが大切にされるところじゃない、全体の中でみんなに合...
『We』読者のNさんからおしえてもらい、図書館で借りてきた。著者の伊藤書佳(いとう・ふみか)さんは、同い年の人だった。私が、ハタチになった年に出た本。 「まえがき」でフミカさんは、ワタシが原発を止めたいワケとして、ひとりひとりが大切にされるところじゃない、全体の中でみんなに合わせてうまくやるところ=学校になぞらえて、こう書いている。 ▼原発が建って電気がつくられても。みんなが楽しい思いをするワケじゃない。人口が少なく仕事もあまりないような土地に原発が建つ。そこに住む人たちは、事故が起こらなくても放射能の害を受ける。そこに住む動物も草も。そして、原発の原子炉で働く日雇いのおじさんたちは、そこで働いただけで確実に被曝する。 やっぱり原発も学校もひとりひとりが大切にされてるんじゃないんだ、と思う。(p.19) この本は、「原発に賛成するおとなの意見」→「原発に反対するお子さんの考え、行動」→原発Q&A→日本中を走りまわったフミカの反原発運動編→危ない「反原発」のゆくえ→伝記がなくても楽しい日、という構成になっている。 もう20年あまり前の本だが、「原発賛成」の意見と、「原発反対」の意見と、お互い言ってることは今とあまり変わらない気がした。ずっと同じようなことが言われているのは、原発をめぐる状況があまり変わってないということかなと思った。 原発Q&Aのなかに、原子でいったいどう発電すんのか?というのがあって、そこにこうあったのが、ものすごく印象に残った。 [核分裂しやすいウランを]ごていねいに濃縮までしちゃってさ、まさか、お湯わかしてるとは思わなかったよな。(p.138) 原子がビビビビーっと何かスゴイことをしてるわけではない。原発は、火力発電所などと同じように、お湯をわかして発電してる。その際に、石油を燃やすか、核分裂による熱エネルギーを使うか。 原発に賛成のおとなのご意見のひとつ、福井県敦賀市の高木孝一市長発言も、すごかった。凄かったと漢字で書きたいくらいだ。 100年後は保障の限りではございません。 原発を積極的に受け入れれば、もらったお金で、50億円の運動公園、20億円のゴミ焼却場、古くなった学校を3、4つ改築してしまう。もうタナボタ式の町づくりができる。そういうことで、やっぱり私はみなさんに(原発を受け入れること)をおすすめしたい。そのかわり、100年たってカタワが産まれてくるやら、みんな白血病になるやら、それは保障の限りではございません。目下のところは、ノンキにかまえております。 ※カタワ「障害」をもった人を差別して使う言葉 (p.64) …この凄い発言はいつどこでと、ちょっとネット検索してみたら、1983年1月に石川県の志賀で開かれた講演会だったらしい。 原発と地域振興 http://trust.watsystems.net/matuo/matuo3.html これは、内橋克人『原発への警鐘』に載ってる話らしい。 フミカさんは、「あとがき」で、原発のことを知ってから5年たった、ワタシの心の中にある原発をなくさない限り、超えない限り、本当には止まらないんだということに5年たって気がついた、と書いている。 ▼原発はない方がいいけど、電気がなくなったら困る、そう思っていたワタシは、厳しい学校には行きたくないけど、学歴は欲しいと考えてた時のワタシと同じだった。 学歴がないと生きていくのが大変、そう思ってるうちは、原発がなくなっても、原発のかわりのエネルギーを開発しようということになる。また何年かたって、そのエネルギーも生き物や地球に悪い影響を与えることがわかった、ということにもなりかねない。(p.316) この本が出たとき、日本で運転されている原発は38基、建設中が14基、計画中が4基だった。今は55基が稼働、2基が建設中、12基が計画中、らしい(福島の原発は「稼働」のカテゴリーに入るのだと思う)。私が選挙権をもってからも、原発は増えているんやな…とショックをうける。 フミカさんの今 ツイッター @fumika_itou
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