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パンツを捨てるサル 「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか カッパ・サイエンス
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パンツを捨てるサル 「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか カッパ・サイエンス

栗本慎一郎【著】

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パンツを捨てるサル 「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか カッパ・サイエンス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 1988/04/25
JAN 9784334060343

パンツを捨てるサル

¥440

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

文明という名のパンツ…

文明という名のパンツを快感から捨てるとき、人間はウイルスによって滅びる。熱い栗本節。

文庫OFF

2025/03/11

本書は1988年に発行されている。 1988年は世界中で、あるウィルスが流行し、人々を恐怖に陥れていた時だ。 そう、エイズ•ウィルスだ。 それから30年後、再び世界がウィルスに震撼させられるとは思いもよらなかった。 新型コロナ•ウィルスだ。 本書は、エイズ•ウィルスに次ぐ、世界...

本書は1988年に発行されている。 1988年は世界中で、あるウィルスが流行し、人々を恐怖に陥れていた時だ。 そう、エイズ•ウィルスだ。 それから30年後、再び世界がウィルスに震撼させられるとは思いもよらなかった。 新型コロナ•ウィルスだ。 本書は、エイズ•ウィルスに次ぐ、世界的に巨大なウィルスの流行を的確に予言している。 その意味では、恐るべき「予言の書」だと言える。 栗本慎一郎の先見性に驚かざるを得ない。 人間の外部に存在するウイルスが人間を変える、というのが人間進化のメカニズムだ。 人間の内部と外部の交換がウィルスによってなされているのだ。 近代社会は異物を外部に排除することで安定を保つシステムだ。 ウィルスとはその恐るべき外部そのものだ。 ウイルスはこの世で最小の生物だ。 このウィルスという生物が活動増殖するためには他の生物の細胞に寄生する必要がある。 細胞の外に出るとウィルスは単なる結晶になる。 生きている細胞の外にいる時は衣=エンベロープの中に自分の遺伝物質を結晶化して蓄えている。 この時は不活性のものでしかない。 一度細胞の中に入ると衣を消滅させて、活性化した遺伝物質だけなる。 このウイルスの生きている状態ではウィルスは目に見えなくなっている。 「インヴィジブル」生物。 透明生物だ。 我々はDNAを遺伝情報の骨格に持っている。 目に見える生物界は、DNAを遺伝情報とする生物群だと言える。 一方、エイズ•ウィルスやコロナ•ウィルスはRNAを遺伝情報としている。 比喩的に言うと、RNAを遺伝情報とする生物群の巨大な海に囲まれたDNAを遺伝情報をとする生物の小島というのが、生物界全体の様相だ。 これ自体、本書が教えてくれた驚くべき生物界のあり方だ。 栗本はこの本と同時に、彼の本格的な哲学論考を発表している。 『意味と生命—暗黙知理論から生命の量子論へ』 両者は並行して読まれなければならない。 (のだろうが、『意味と生命』は恐ろしく結び付け難解だ。いつものユーモアが封印されているからだ)

Posted by ブクログ

2014/02/14

著者の思想にそれほど通じているわけではないのですが、いくつか著書を読んでいく中で、この人の思想を3つくらいの時期に区分できるのではないかという気がしています。アカデミズムの枠内にとどまって、カール・ポランニーの経済人類学の紹介をおこなっていた頃が第1期、カール・ポランニーやバタイ...

著者の思想にそれほど通じているわけではないのですが、いくつか著書を読んでいく中で、この人の思想を3つくらいの時期に区分できるのではないかという気がしています。アカデミズムの枠内にとどまって、カール・ポランニーの経済人類学の紹介をおこなっていた頃が第1期、カール・ポランニーやバタイユの思想をヒントに編み出した「過剰‐消尽」理論によって人間の諸現象を読み解き、ニュー・アカデミズムの思想家の一人として立った頃が第2期、そして、文明の変遷のウィルス原因説など本格的なトンデモ理論が思想の前景に出てくるようになったのが第3期と、このように理解しています。ちなみに、それぞれの時期の代表的な著作は、第1期は『経済人類学』(講談社学術文庫)、第2期は『パンツをはいたサル』(光文社カッパ・サイエンス)、第3期は本書『パンツを捨てるサル』(光文社カッパ・サイエンス)といった感じでしょうか。また、政界に進出して実践の中で思想を展開していくことになった時期以降を独立に立てて、第4期とすることができるかもしれません。 そんなわけで、本書以降の著者はトンデモへの傾向を強めていったという印象をもっています。前著『パンツをはいたサル』では、過剰なエネルギーを抱え込むことになった人間が、カオス的な「外部」へと関わらざるを得なくなったことが説明されていました。こうした考え方を受けて、本書では人間の遺伝子レヴェルでウィルスという「外部」が深く食い入っていることが説明され、この「外部」と「内部」とのダイナミズムが、人間を快感へと駆り立て、人類の文明を動かして来たと主張されています。 生物学・歴史学の実証性はとりあえず棚上げして、思想の問題として考えてみても、「外部」と「内部」のダイナミズムをあまりにも実体的に捉えているところに問題があるような気がします。

Posted by ブクログ

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