- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
パンツを捨てるサル 「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか カッパ・サイエンス
定価 ¥803
715円 定価より88円(10%)おトク
獲得ポイント6P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 1988/04/25 |
JAN | 9784334060343 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
- 書籍
- 新書
パンツを捨てるサル
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
パンツを捨てるサル
¥715
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
文明という名のパンツ…
文明という名のパンツを快感から捨てるとき、人間はウイルスによって滅びる。熱い栗本節。
文庫OFF
ジャレド・ダイアモンドについて話題にした時、友人が触れたのが栗本慎一郎だった。かなり古いが、パンツをはいた猿は有名だろう。その後彼は政治にも携わり、バラエティ番組にも頻発に登場した後、半身不随にもなっている。しかし、私は知らなかった。そして、この本で初めて彼を知った。 しっかり...
ジャレド・ダイアモンドについて話題にした時、友人が触れたのが栗本慎一郎だった。かなり古いが、パンツをはいた猿は有名だろう。その後彼は政治にも携わり、バラエティ番組にも頻発に登場した後、半身不随にもなっている。しかし、私は知らなかった。そして、この本で初めて彼を知った。 しっかりと意識を保たないと、この本はトンデモ本に読めてしまう。それほど、論理に飛躍があり、しかも今となっては古く、更に著者がいかがわしいのだ。しかし、内容の一部は素晴らしく、今となっては通説とも言えるだろうか、ウィルスによる人類の歴史を説いているのである。そう、この点で、ジャレド・ダイアモンドと繋がったのだ。 読んでいて楽しい。古いと書いたが、その分、当時の雰囲気を味わえる。
Posted by
著者の思想にそれほど通じているわけではないのですが、いくつか著書を読んでいく中で、この人の思想を3つくらいの時期に区分できるのではないかという気がしています。アカデミズムの枠内にとどまって、カール・ポランニーの経済人類学の紹介をおこなっていた頃が第1期、カール・ポランニーやバタイ...
著者の思想にそれほど通じているわけではないのですが、いくつか著書を読んでいく中で、この人の思想を3つくらいの時期に区分できるのではないかという気がしています。アカデミズムの枠内にとどまって、カール・ポランニーの経済人類学の紹介をおこなっていた頃が第1期、カール・ポランニーやバタイユの思想をヒントに編み出した「過剰‐消尽」理論によって人間の諸現象を読み解き、ニュー・アカデミズムの思想家の一人として立った頃が第2期、そして、文明の変遷のウィルス原因説など本格的なトンデモ理論が思想の前景に出てくるようになったのが第3期と、このように理解しています。ちなみに、それぞれの時期の代表的な著作は、第1期は『経済人類学』(講談社学術文庫)、第2期は『パンツをはいたサル』(光文社カッパ・サイエンス)、第3期は本書『パンツを捨てるサル』(光文社カッパ・サイエンス)といった感じでしょうか。また、政界に進出して実践の中で思想を展開していくことになった時期以降を独立に立てて、第4期とすることができるかもしれません。 そんなわけで、本書以降の著者はトンデモへの傾向を強めていったという印象をもっています。前著『パンツをはいたサル』では、過剰なエネルギーを抱え込むことになった人間が、カオス的な「外部」へと関わらざるを得なくなったことが説明されていました。こうした考え方を受けて、本書では人間の遺伝子レヴェルでウィルスという「外部」が深く食い入っていることが説明され、この「外部」と「内部」とのダイナミズムが、人間を快感へと駆り立て、人類の文明を動かして来たと主張されています。 生物学・歴史学の実証性はとりあえず棚上げして、思想の問題として考えてみても、「外部」と「内部」のダイナミズムをあまりにも実体的に捉えているところに問題があるような気がします。
Posted by