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同行二人 特殊潜航艇異聞
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ユーウ企画出版部 |
発売年月日 | 1988/10/30 |
JAN | 9784795255814 |
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同行二人
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
絶版との事、古書でも中々出ず、あっても万するような本だとか、三島由紀夫氏が絶賛したとか色々触れ込みがあったのですが、たまたま数千円で見つけてエイッと買って読んでみました。 …この長さでこの濃厚さ。男しかいない潜水艦の中でその先に必ず訪れる死を見つめつつ精神と肉体の交合により自分た...
絶版との事、古書でも中々出ず、あっても万するような本だとか、三島由紀夫氏が絶賛したとか色々触れ込みがあったのですが、たまたま数千円で見つけてエイッと買って読んでみました。 …この長さでこの濃厚さ。男しかいない潜水艦の中でその先に必ず訪れる死を見つめつつ精神と肉体の交合により自分たちを慰撫する様な、その悲しくも美しい有様。三島由紀夫は好きだろうな~~~! 文章が良かった!若干、軍医の妄想が過ぎるんじゃないかと心配になりましたが坂田と稲田の描写に無駄がないのがとても良いです。いろいろ考えてしまいます…
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死の運命を背負う2人の青年。死を見つめる坂田とどうにかして生きて欲しいと思う稲田。緊迫感と混乱を感じた。混乱していても、死はやってくるわけであるし、、そんな心理状態のなかででてくるあの死に魅せられた微笑みとは、なんなのであろう。恐ろしい。
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三島由紀夫が「読みだしたら、やめられず、読後、しばらく打ちのめさて、仕事が手につかなくなった。小生が文学でやりたいと思ってきたことの全部が、ここで語られてしまったかもしれない、といふ痛恨の思いです」とただならぬ絶賛ぶりだったという作品。成る程、確かに三島好みの世界です。
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