シャーロック・ホームズ17の愉しみ 河出文庫

ジェイムズ・エドワードホルロイド【編】, 小林司, 東山あかね【訳】

• 内容紹介: 内容:デトフォドの恐怖 エイドリアン・コナン・ドイル著. ホ-ムズの日記より モ-リス・ベアリング著. ワトスン先生大いに語る A.A.ミルン著. 「ホ-ムズ物語」についての文学的研究 ロナルド・A.ノックス著. 事件発生年代に関する問題 S.C.ロバ-ツ著. ワトスン医師 デズモンド・マッカ-シ-著. 「赤髪組合」に書かれている日付について ドロシ-・セイヤ-ズ著. 深靴をもってこさせてくれ ア-サ-・マ-シャル著. ホ-ムズ研究書について-正典派の信仰 バ-ナ-ド・ダ-ウィン著. シャ-ロック・ホ-ムズ逝く E.V.ノックス著. 才能ある素人探偵の事件 J.C.マスタ-マン著. 青いガ-ネットのたどった道筋 ギャヴィン・ブレンド著. もう一杯貰おうか、ワトスン！ ジョン・ディクスン・カ-著. 依頼人が階段を登ってきたよ ジェイムズ・エドワ-ド・ホルロイド著. 甥が語るモリア-ティ死亡の秘話 W.S.ブリストウ著. 一八九一年四月から一八九四年四月まで ロ-ド・ドネガル著. ベイカ-街の裏庭 バ-ナ-ド・デイヴィ-ス著. シャ-ロック・ホ-ムズ関係研究書:p306～309
• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 1988/10/04
• JAN: 9784309460536

商品レビュー

2013/03/26

誰にもらったのかも定かでない本。

ドイルの息子が書いたホームズものやプーさん作者のものなどあって
読んでて面白かった。

2013/02/08

原題は "Seventeen Steps to 221B"。
ホームズとワトスンが下宿していた部屋への階段が17段だったことに由来するタイトルで、
シャーロキアンによるホームズ批評、パロディなど、計17編。
シャーロキアンとはシャーロック・ホームズを実在の人物と見なして
様々な研究を行う人々だそうだが、確かにこれを読むと、
ホームズやワトスンの言動を取り上げて
前後の矛盾を指摘したり批判したりしまくっていて、
マニアじゃない単なる読者にとっては、
なんだかおかしい――なんて言ったら怒られるんだろうか（笑）
コナン・ドイルの息子エイドリアンの短編作品など、
パスティーシュ小説が面白かった。