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おばちゃまは飛び入りスパイ 集英社文庫1元気印のポリファックス・シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 1988/12/01 |
| JAN | 9784087601541 |
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おばちゃまは飛び入りスパイ
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おばちゃまは飛び入りスパイ
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商品レビュー
4.1
42件のお客様レビュー
普通の「おばちゃま」…
普通の「おばちゃま」が、なぜかスパイに大抜擢。ポリファックスシリーズの第1作目です。
文庫OFF
先日フォローさせて頂いている方々の感想を楽しみながら読んでいた時、とある方のレビューに書いてあった文言が目に止まった。 「川上弘美がエッセイで、面白くてシリーズ一気読みしたと言っていた(以下略)」 普段スパイものなど読まないのだが、あの川上弘美がそこまでハマる小説なんてそうそ...
先日フォローさせて頂いている方々の感想を楽しみながら読んでいた時、とある方のレビューに書いてあった文言が目に止まった。 「川上弘美がエッセイで、面白くてシリーズ一気読みしたと言っていた(以下略)」 普段スパイものなど読まないのだが、あの川上弘美がそこまでハマる小説なんてそうそうないだろう、これはどう考えても面白いに違いない、と思って最寄りの図書館の在庫を検索したら一冊見つかった。まあ、個人の好みだから合わないこともあるだろう、ちょっと読んでなんか違うなーと思ったらすぐ返そうかなと思って読み始めたら、なんとこれがめちゃくちゃ面白い。面白すぎて気づいたらもう一冊借りてた。一冊完結型のようなので別に今すぐ借りる必要などなかったのだが、あのユーモラスながら緊張感のある文章を脳が強烈に求めていたのだから仕方ない。かなり中毒性が高い小説である。 私にとって名作の条件とは、筋がわかっていても面白いことだ。だからここでネタバレした上で解説してしまっても本作の価値が下がることはまったくないのだが、これから読む人がこの面白さを120%味わえるよう、ストーリーへの言及は控えたいと思う。ただこれだけは覚えておいてほしい。読み進めるなかで、こんなことありえないだろ!と思うことが多々起きると思うが、 「60歳すぎて人生に楽しみを見いだせなくなったから、下院議員に無理やり紹介状を書かせてCIA本部へ行き、スパイのボランティアをさせてくれと言い出すクレイジーなおばちゃま」 が主人公の小説なのだから、なんでもあり得るんだ!と思って読み進めた方が話が早い。序盤で既に(良い意味で)狂ってるんだから、細かいことを気にするなんて論外だ。 なんて言っておいてなんだが、本書は執筆当時の世界情勢を細かく物語に反映しており、ユーモア路線に舵を切りながらも「落とすところは落とす」を徹底しているため、読者の方々は、バカみたいに笑っていたら突然シリアスな場面を叩きつけられる、なんて事態にきっと直面することだろう。ここが本書の中毒ポイントと言ってよい。ただアホに振り切っただけのスパイものであれば『電撃フリントGO!GO作戦』とか『ジョニーイングリッシュ』を見れば済む話なのだが、この急転直下の展開は『おばちゃまは飛び入りスパイ』でしか味わえない。川上弘美もこの沼にドップリつかってしまったために、全巻一気読みするハメに陥ったのだろう。私も同じ道を歩むことになりそうである。 いや、しかし大作家というのは本当に何から何までレベルが違う。昔川上弘美の『センセイの鞄』を読んだ際、普段あんなに張り詰めた文章を書いている人が、どうしてここまでユーモラスで間の抜けた文章を書けるんだろうと不思議に思ったのだが、こういった出来の良い大衆小説もしっかり読んで研究していたからこそ、あの傑作を執筆できたんだなぁと一人納得した。面白い作品を書く人は、一つ一つの作品と向き合う時の集中力が別物なんだろう。川上弘美もそのうち読み直したい。 奇妙奇天烈な小説を書いて話題性を得るのは簡単だ。しかし、王道を行くプロットを用いていながら個性的だと人に言わしめる作品こそ、歴史を超えて残していく価値のある小説だ。本書はまさにそういって差し支えないレベルの作品である。日々のストレス解消にももってこいなので、是非手に取って読んでみてほしい。 余談になるが、本書における「おばちゃま」という訳、原文だとどうなっているのだろうか。気になって仕方がない。今は金銭的な問題もあって買えないが、お金に余裕ができたら原書のペーパーバックを仕入れて読んでみたいと思う。その日も待ち遠しい。
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川上弘美氏がエッセイで、面白くてシリーズ一気読みした(みたいなことを)と言っていたので、作家さんが面白いというなら間違いないだろうどれどれ……で読みました。 たしかに面白い。 題名通りスパイものであり、ミステリでもありコメディでもあるかな。 こちらは1966年にアメリカで刊行...
川上弘美氏がエッセイで、面白くてシリーズ一気読みした(みたいなことを)と言っていたので、作家さんが面白いというなら間違いないだろうどれどれ……で読みました。 たしかに面白い。 題名通りスパイものであり、ミステリでもありコメディでもあるかな。 こちらは1966年にアメリカで刊行されたので、かなり古い作品ではあるのですが、まったく飽きさせることないスリリングなスピード感とミセスポリファックスのチャーミングさで十分満足しました。 CIAが絡んでいますので世界情勢もついてきて勉強になります。だいぶ昔のだけど。 全14作あるみたいなので、一気に!は難しいですが順繰り味わいながら楽しむつもりです。
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