
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-06
子どもの隣り 新潮文庫

定価 ¥308
165円 定価より143円(46%)おトク
獲得ポイント1P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
2/23(日)~2/28(金)

商品詳細
内容紹介 | 内容:燕の駅.日曜日の反逆.友.子どもの隣り |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1988/07/25 |
JAN | 9784101331072 |


店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
2/23(日)~2/28(金)
- 書籍
- 文庫
子どもの隣り
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
子どもの隣り
¥165
在庫あり
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
「燕の駅」「日曜日の…
「燕の駅」「日曜日の反逆」「友」「子どもの隣り」 4編の短編集です。 みんな うれしなみだが流れる時まで 旅人です とても子どもが書く詩とは思えません。 小説なんだという事を忘れる程、子どもの世界が見事に表現されています。 つい、涙を流してしまうシーンもありますので、決して...
「燕の駅」「日曜日の反逆」「友」「子どもの隣り」 4編の短編集です。 みんな うれしなみだが流れる時まで 旅人です とても子どもが書く詩とは思えません。 小説なんだという事を忘れる程、子どもの世界が見事に表現されています。 つい、涙を流してしまうシーンもありますので、決して図書館なんかで読まず、一人でお読み下さい。 この作者の作品はいいですねー
文庫OFF
文章がとてもよい。 どれを読んでも、子どもを一つの人格を持った人間として扱わなければならないということに改めて思い至らせられる。 子どもに向き合うことへの覚悟も自覚させられる。 特に「友」がぐっと来た。 ●燕の駅 心臓病の少女と母親とALSの男性。 少女は母親にひねくれた態度を...
文章がとてもよい。 どれを読んでも、子どもを一つの人格を持った人間として扱わなければならないということに改めて思い至らせられる。 子どもに向き合うことへの覚悟も自覚させられる。 特に「友」がぐっと来た。 ●燕の駅 心臓病の少女と母親とALSの男性。 少女は母親にひねくれた態度をとってしまうが、男性と知り合って少し変化が起こる ●日曜日の反逆 不幸な生い立ちの少年とホテル経営者。 実は少年は何不自由ない境遇であった。 ●友 「いい子」という立ち位置が落ち着かない少女と不良気味の少年。 教室は荒れているが、子どもたちなりの論理があって、ちゃんと考えている。教師はちゃんと向き合っていない。 ●子どもの隣り 幼稚園ぐらいの男児と父親。男児は高校生や老人に連れられて多様な世界を垣間見る。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
底本1985年刊。貧困・病苦・親の離婚・片親家庭。児童小説の括りでは、余りに重い状況設定。そしてホロ苦い読後感。一見明るそうだがそうではない子供ら。良くも悪くも著者らしい、苦難を前面に置いた短編4本(悪く言えば一時期の大映TV作品と被る)。かかるあからさまな悲劇設定でないと悲しみの物語が紡げないのか、との悪印象も感じなくはない。が、ここを割り引けば、微妙な心の揺れも感得できる作品か。なお「透明人間」になりたくて経歴等を誤魔化し、キャラを自ら創作する少年が登場するが、90年代少年像の予兆の如き印象を受けた。
Posted by