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正倉院 岩波新書42
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1999/12/21 |
| JAN | 9784004300427 |
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正倉院
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正倉院
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商品レビュー
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六本木のミッドタウンにあるサントリー美術館で「正倉院宝物」展を開催している。模造品を展示しているが見ごたえがあった。奈良国立博物館では毎年「正倉院展」を開催するくらい人気がある。 正倉院に人々がひかれるのか。珍しい宝物が今の時代にまで残っていて見るチャンスがある、このこ...
六本木のミッドタウンにあるサントリー美術館で「正倉院宝物」展を開催している。模造品を展示しているが見ごたえがあった。奈良国立博物館では毎年「正倉院展」を開催するくらい人気がある。 正倉院に人々がひかれるのか。珍しい宝物が今の時代にまで残っていて見るチャンスがある、このことに尽きる。 正倉院宝物の中でも、ガラス器などが人気がある。特に有名なのは、紺瑠璃の杯(つき)と喚ばれる酒杯と述べている。 瑠璃は元来、古代インドの言葉で、紺色の貴石、ラピス・ラズリを意味する。 中国では、西方伝来のガラスを瑠璃と早い時期から呼んできた。 このガラス杯は、正倉院の宝物に見られる典型的な輸入品だ。 正倉院の宝物は、地味なものが多い。浮かんでくるのは、お香に使う香木がある。「蘭奢待」(らんじゃくたい)の別名を持つ黄熟香(おうじゅくこう)は、中世以来、名香として知られていた。 足利義政、織田信長、明治天皇などがこの蘭奢待の一部を切り取らせて、香りを楽しんだ。 この香木は、昔から熱帯アジアが産地だ。インドネシア、インドでも採れる。香木という種類の木があるわけではなく、ある種のジンチョウゲ科の木の幹に樹脂や精油の付着したものが、沈香になる。これは初めて知った。 あの小説家・軍医として有名な森鷗外に意外な肩書があった。それは、1917年に帝室博物館総長に任命されたことだ。1920年に、鷗外は、以前、高官にしか認められていなかった正倉院内拝観の枠を、研究者にまで拡大するように改正した。 正倉院の魅力は尽きることはないなあ。
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昨年の秋、天皇在位20周年ということで、久しぶりに東京に正倉院の御物がやってきた。そのデザイン性は素朴でありながら、とても優雅である。香しかり、鳥毛立屏風しかり、楽毅論から木簡、どれをとっても興味がつきない。中国朝鮮半島を経由してやってきたものばかりでなく、国内産あり。ということ...
昨年の秋、天皇在位20周年ということで、久しぶりに東京に正倉院の御物がやってきた。そのデザイン性は素朴でありながら、とても優雅である。香しかり、鳥毛立屏風しかり、楽毅論から木簡、どれをとっても興味がつきない。中国朝鮮半島を経由してやってきたものばかりでなく、国内産あり。ということはその頃の模倣の技術もまたかいま見えておもしろい。知的好奇心をくすぐられる。
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