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平生の心がけ 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1988/11/10 |
JAN | 9784061588523 |
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
昔の慶應の学長が書かれた本。 一番印象に残っているものは「信なきものは去る」というもの。 落ち目だったり、旗色が悪くなっているときこそ応援すべき、というもの。自分もそうありたいということが多くかかれていた。
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昭和25年から発表された文章であるのだが、堅苦しい趣はまるでなく、優しい祖父が新しく社会に出向くであろう孫に対してゆったりと分かりやすく「平成の心がけ」を語るような本である。 筋道をたてて論理的に納得のいくように書かれており、とても読みやすい。また、書かれた時節柄、時折登場する人々も歴史上のお歴々であり、これもまた興味をひく。 仮名遣いや漢字制限も変更されたのだと改めて気付き、福沢諭吉の「帝室論」は興味あり、読んでみたい。
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慶応義塾の塾長を務めた著者の訓話を集めた本です。 多少、修身道徳的な説教臭さは感じられますが、親しみやすく、それでいて格調を失わない、名文だと思います。 本書からもうかがい知ることのできる著者の人徳には、深い敬意を覚えます。もっとも、旧士族の道徳について、「明治期において多少...
慶応義塾の塾長を務めた著者の訓話を集めた本です。 多少、修身道徳的な説教臭さは感じられますが、親しみやすく、それでいて格調を失わない、名文だと思います。 本書からもうかがい知ることのできる著者の人徳には、深い敬意を覚えます。もっとも、旧士族の道徳について、「明治期において多少とも世の表てに働いたものの家庭は、多かれ少なかれこれと同じようなものであったと思うのである」と述べることのできる境遇で育ったという幸運もあるのでしょうが。
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