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四万十川 あつよしの夏
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四万十川 あつよしの夏

笹山久三【著】

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四万十川 あつよしの夏

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1988/01/30
JAN 9784309004914

四万十川

¥220

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2025/03/27

少年が心豊かに逞しく成長していく物語

本書は、高知県の時に人間に牙をむく四万十川の大自然に育まれ、その豊かな恵みを享受しながら、貧しくも温かな家族に見守られ慎ましく過ごしていた「篤義」少年が、ひと夏の間に身辺で起こった二つの出来事に向き合う体験を通じて、自我を確立し心豊かに逞しく成長していく姿を活き活きと描いた物語で...

本書は、高知県の時に人間に牙をむく四万十川の大自然に育まれ、その豊かな恵みを享受しながら、貧しくも温かな家族に見守られ慎ましく過ごしていた「篤義」少年が、ひと夏の間に身辺で起こった二つの出来事に向き合う体験を通じて、自我を確立し心豊かに逞しく成長していく姿を活き活きと描いた物語である。大人しくて相手に従うことで身を護ってきた篤義が、身の回りの困難や不条理から目を背けることなく、自分の頭で考え判断し思いやりと勇気をもって立ち向かう姿は感動的であるが、その背後にある、両親や兄弟姉妹特に兄の奥深い愛情と固い絆、そして学校での担任教師の筋の通った姿勢と教導なども丹念に書き込まれており、人として学ぶべきところの多い秀作である。

fugyogyo

2017/04/08

風の匂い、葉の陰り、水の輝き、生き物のざわめき。あつもりの五感を通した四万十とその風景の中の家族、友人、さまざまな大人と知り合いになることのできる作品です。

Posted by ブクログ

2015/06/14

四万十川の自然を舞台に家族や友達との出来事を通し、主人公(篤義)の成長を描いた物語。会話が方言で書かれているので、少し読みにくく思いのほか時間がかかった。1987年に書かれた本の為か、篤義の成長を描く中に、バブルに向かって突き動かされていく時代の流れをも書き込んでいる。著者は、そ...

四万十川の自然を舞台に家族や友達との出来事を通し、主人公(篤義)の成長を描いた物語。会話が方言で書かれているので、少し読みにくく思いのほか時間がかかった。1987年に書かれた本の為か、篤義の成長を描く中に、バブルに向かって突き動かされていく時代の流れをも書き込んでいる。著者は、そんな世の中に父親の言葉を借りて釘を刺しているように思う。ともあれ人はたくましく、また成長するために踏み出す一歩は、今も昔もあまり変わらないものだなという思いを強くした。着地点は郷愁を誘う。最後の数行にこの物語が集約されているように思う。

Posted by ブクログ