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飛ぶ夢をしばらく見ない 新潮文庫
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飛ぶ夢をしばらく見ない 新潮文庫

山田太一【著】

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飛ぶ夢をしばらく見ない 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1988/11/10
JAN 9784101018133

飛ぶ夢をしばらく見ない

¥275

商品レビュー

3.6

25件のお客様レビュー

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2010/05/28

読み進むほどに感動の…

読み進むほどに感動の波が押し寄せてきます。最後は涙が止まらなかった。何故泣けるのかわからない。感情が素直に表れた結果が涙でした。

文庫OFF

2010/05/28

会う度に若く、幼くな…

会う度に若く、幼くなっていく女性を好きになる男の物語。切なく、それでいてほのぼのとする不思議なお話でした。

文庫OFF

2025/01/09

『飛ぶ夢をしばらく見ない』 とても印象的なタイトル。忘れ難いが、物語との接点は明確に示されてはいない。 一流企業に勤め管理職となるも、地方での単身赴任で精神を病んだ中年の主人公。自殺未遂をするも足の骨折で済んだが、入院先の一室で運命的な出会いをする。衝立越しにいる女性には神秘的...

『飛ぶ夢をしばらく見ない』 とても印象的なタイトル。忘れ難いが、物語との接点は明確に示されてはいない。 一流企業に勤め管理職となるも、地方での単身赴任で精神を病んだ中年の主人公。自殺未遂をするも足の骨折で済んだが、入院先の一室で運命的な出会いをする。衝立越しにいる女性には神秘的な何かがあった。彼女と言葉で情事をしたが、別れ際に見た彼女は老婆だった。退院後、その老婆と再会すると、彼女は美しく若返っていた。 彼女との出会いが中年の人生を大きく変えた。家庭も省みず、彼女と会うことだけを求めた。肉体的な愛から精神的な愛へと変遷した。 「飛ぶ夢」というのは自殺のことであり、彼女の存在が彼の希死念慮を上書きしたのではないかと、勝手に解釈している。タイトルだけでなく、物語も私の心に深い余韻を残していった。

Posted by ブクログ