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おとうさんがいっぱい フォア文庫B103
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おとうさんがいっぱい フォア文庫B103

三田村信行【作】, 佐々木マキ【画】

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おとうさんがいっぱい フォア文庫B103

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社
発売年月日 1988/10/01
JAN 9784652070710

おとうさんがいっぱい

¥550

商品レビュー

4

16件のお客様レビュー

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2010/05/28

いい具合に怖い本です…

いい具合に怖い本です。ある日、父親が増えるという現象が全国で起きる。主人公トシオの家でもおとうさんが3人に増殖し・・・。確かだと思っている日常に疑問を持たずにはいられなくなるような作品ばかりです。表題作の他に4作品収録されてます。子供向けの本ですが大人もじゅうぶん楽しめる一冊です...

いい具合に怖い本です。ある日、父親が増えるという現象が全国で起きる。主人公トシオの家でもおとうさんが3人に増殖し・・・。確かだと思っている日常に疑問を持たずにはいられなくなるような作品ばかりです。表題作の他に4作品収録されてます。子供向けの本ですが大人もじゅうぶん楽しめる一冊です。

文庫OFF

2010/05/28

日本各地で「おとうさ…

日本各地で「おとうさん」が増えていくという珍現象が勃発。間違いなく、著者の代表作です。

文庫OFF

2023/12/03

 子ども向けの本として描かれたこれらの作品には一体どんな意味があるのでしょう? 『遠くまでゆく日』(1970年)を読んだ時、前半が重苦しい展開だったのですが後半は一転して楽観的で明るい展開になったので、私は三田村さんは楽観的で明るい作品を描く方だと思っていたのです。  本書のフ...

 子ども向けの本として描かれたこれらの作品には一体どんな意味があるのでしょう? 『遠くまでゆく日』(1970年)を読んだ時、前半が重苦しい展開だったのですが後半は一転して楽観的で明るい展開になったので、私は三田村さんは楽観的で明るい作品を描く方だと思っていたのです。  本書のフォア文庫版には巻末に「不思議な迷路ゲーム」という野上暁さんの解説が収録されています。それには、三田村さんの他の作品にも言及があります。  本書の原版が最初に出版された(1975年)翌年、『オオカミがきた』というこれまたショッキングな作品が発表されたこと。1980年に『風を売る男』が刊行されたこと。近作の『ドアの向こうの秘密』や『オオカミのゆめ ぼくのゆめ』はこれらの延長線上にある作品集だということ。  この辺から読んでいけば良いのでしょうか。 20世紀少年少女SFクラブ  世界は今でも落とし穴がいっぱい 【おとうさんがいっぱい】三田村信行   https://sfklubo.net/kiel_multaj_miaj_patroj_estas/  https://sfkid.seesaa.net/article/501629261.html

Posted by ブクログ

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