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スリーパーにシグナルを送れ 新潮文庫
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スリーパーにシグナルを送れ 新潮文庫

ロバートリテル【著】, 北村太郎【訳】

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スリーパーにシグナルを送れ 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1988/01/25
JAN 9784102201022

スリーパーにシグナルを送れ

¥220

商品レビュー

3

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2023/01/18

未だ全貌が明らかではない歴史的事件を題材とする1986年発表作で、概ね評価は高い。曲者作家リテルならではのオフビートなスタイルによって、終盤近くまでどの方向へと流れていくのかが分からない。プロットの軸を敢えてぼかし、辿り着いた真相が最大限の衝撃を与えるよう念入りに構成している。東...

未だ全貌が明らかではない歴史的事件を題材とする1986年発表作で、概ね評価は高い。曲者作家リテルならではのオフビートなスタイルによって、終盤近くまでどの方向へと流れていくのかが分からない。プロットの軸を敢えてぼかし、辿り着いた真相が最大限の衝撃を与えるよう念入りに構成している。東西両陣営の思惑によって歴史の闇へと葬られていく完全犯罪とは何か。読み手は様々な人物が入り乱れる中で、饒舌な彼らの言動を読み解き、背後にある陰謀の全貌を推測することとなる。いわば、その過程を楽しむことこそ、本作の読み方といえそうだ。リテルは謀略に明け暮れる諜報機関の欺瞞をニヒリズムの観点から茶化しており、時にシニカルなユーモアを用いて鋭く本質を突いている。 また、散々指摘されていることだが、訳者後書きは本作最大の肝に触れているため要注意。

Posted by ブクログ

2019/01/15

最後までどんでん返しが続くので飽きずに一気に読めました。 騙し合いと筋書き、、 頭良くないと出来ないですよね。。

Posted by ブクログ

2004/11/07

KGBによってアメリカに送り込まれ、ことが起きるまで身を潜め眠り続けている「スリーパー」。 「Aの付く単語を集めている女」「蜘蛛が辛抱強く巣をかける音を声帯模写する男」 等個性的な登場人物達による、やがて悲しきスパイ小説。

Posted by ブクログ